【29日火曜 6年生の平和教育 爆心地から2キロ以内は全滅と言われた。私はその中にいた】3
- 公開日
- 2024/10/29
- 更新日
- 2024/10/29
五常小の日常
ここからは児童の質問コーナー。たくさん手が挙がりました。
原爆が落ちた時はどういう風景,匂いはどうでしたか?
ー気絶していたが、その後死体がごろごろ転がっていた。
土ぼこりと血のにおい、なんとも言えない。
被爆した時どう思っていましたか?
ー逃げるので必死。食べ物もない。
バラバラになった家族を名前を呼びながら,お互いを探していた。
水を飲みに川に多くの被爆者が入るが,そのまま川で息絶える。
そのまま亡くなる人が多かった。
逃げる時は,どんな生活でしたか?
ーたべるものがなく、毎日生きるのにせいいっぱい。
行く道の周辺の住民に,子ども1人ずつがバラバラに世話になった。
夕食は、重湯だった。。。その家の人も、
満足に食べられたわけではないので,しょうがなかった。
原爆後も、B29が飛来していた。
見つかったら,また爆弾を落とされるぞと噂が立ち,身を隠していた。