学校日記

12月3日(金) 相互参観 3の3

公開日
2021/12/04
更新日
2021/12/04

津田小っ子の今をお知らせします

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算数の授業でした。「小数のたしざん」についてです。

これまで整数での四則計算をしてきた子どもたち。小数になっても、できるかな?ということで、担任の先生が、「つるちゃんオレンジ」を1つのボトルに合わせたら、何リットルになるだろうか?と問いかけ、みんなで考えました。

まずは、これまでの学びを思い出し、考えの「見通し」を持ちます。
ここで、これまでの学びを振り返ることがポイント!です。
担任の先生は、このことをとても大切にし、子どもたちとじっくりと振り返っていました。

見通しを持った後は、自分で考える時間です。
みんなで出し合った見通しも参考に子どもたちはノートに自分の考えを書いていきます。子どもたちは真剣!

そして、みんなで考えを共有。いろいろな考えを、担任は丁寧に聴き取り、黒板に書きます。
ここで驚いたのは、子どもたちが、自分が大切だと思ったことを話を聞きながらノートにメモをしていることです。
必要のない子は黙って聞いています。必要な子は、聞きながらメモをとり、うなずきながら友達の話を聞いています。

とかく、「今は、話を聞く時間です!」「鉛筆を置きなさい!」と言ってしまいがちな場面ですが、子どもたちは、しっかりと自分のペースで学びを進めています。

これこそが、「主体的に学ぶ」ということだと思いました。

また、友だちの考えを聞き、また、そこに付け加えながら話したり、自分はこう考えると自信をもって話をしたりする「対話」も活発です。

発表はしなくても、友だちの話を聞きながら、一生懸命に考える。このことも「対話的」と言えるのではないでしょうか。

そして、まとめの時間。
担任は、子どもたちの考えを丁寧に説明しながら、今日の「めあて」に照らし合わせながら、何が大事なことなのかを静かに子どもたちに問いかけながら、まとめをしていました。

大型テレビを使い、視覚的な支援をしながら、45分間、とても素晴らしい授業を観ることができました。