「かけ算」「面積」の学習の前段階
- 公開日
- 2024/03/09
- 更新日
- 2024/03/09
津田小っ子の今をお知らせします
1年生の算数の時間。
「ブロックを12こ使って、四角いビルをつくりましょう」と先生が、子どもたちに何をするのか、説明をします。
子どもたちは、12このブロックを使って、自由に四角いビルをつくります。
途中で、ペアで考えたりする場面もありました。
また、自分の考えをクラスの仲間に説明をする場面では、それぞれの考えを述べあっていました。
1年生にとっては、使い慣れたブロックで、四角を作るのですが、これは今後、かけ算の考え方(3×4、4×3、2×6、6×2、1×12、12×1)、そして、さらには面積を求める公式にも通じていきます。
低学年では、具体物を使って、自分で操作をしながら考えたり、表現したりします。
学年があがるにつれて、抽象的に考えたり、表現したりするようになります。
どの学習にも「基礎」があります。
「基礎・基本」を身に付けた上で、応用的な学びに結びついていきます。
答えが出ればよいのではなく、答えを出す前の過程(プロセス)が大切で、それが、子ども自身の学力になります。
今回の経験が、これからの学習にどうつながっているのか、子どもたちが自分で気づき、課題解決ができるように、「先生が子どもに教える」だけでなく、「子どもが自分で学ぶ」「子ども同士で学ぶ」等、多様な授業スタイルになっています。
低学年から、もっと言えば就学前からの学びが、子どもたちの将来につながっていきますので、学校はもちろんのこと、家庭での学習でも「系統性」を意識して取り組んでいけたらと思います。
学び合いのための「コミュニケーション力」も大切ですね☆