日本の伝統文化を感じよう(2年生)
- 公開日
- 2023/02/02
- 更新日
- 2023/02/02
学校の様子
今日の5時間目に2年生が日本の伝統文化について学んでいました。
まず、先生が「今日の5時間目は実は道徳です。」とお話しすると、子どもたちからは「やったー」「考えるん好きー」「話しあうの楽しい」と声が上がりました。子どもたちが日頃から主体的に学習に取り組めていることがよくわかります。
この後、節分について実は「季節を分ける」節目の意味があり、それを祝う意味があるということがわかりました。今は立春の節分だけが行事として残っているということを抑えた上で、先生からクエスチョン。「どうして節分に出てくる鬼はツノが生えて虎柄のパンツを履いているんだろう」と先生が聞くと、子どもたちは隣同士で熱心に話し合いを始めました。どの子どももとても熱心に話し、相手の考えもしっかりと聞けていました。
恵方巻きについてもどうして7種の具材を巻くのか、どうして食べる方角が決まっているのか、どうして黙って食べるのかについて話し合い、さまざまなユニークな意見が出ていました。
なんとなしに行事に参加するのではなく、それぞれの行事のそれぞれのルールには先人たちの幸せに暮らしていくための気持ちや知恵が詰まっていることを学び、授業は終了しました。
最後に節分に関する絵本を先生が朗読し、心の中にいる鬼について考えました。「ついついゴロゴロしたくなっちゃうおに」や「ついついゲームばかりしちゃうおに」「好き嫌いばかりしてしまうおに」などユニークな鬼が出てきたところで、「次の時間は図工で鬼のお面を作りましょう」と先生が言いました。もちろんお面を描いたらその下には「自分の中にいるおに」について考える欄がついていました。「〇〇のおにが自分の中にいるから、これからどうしていこうと思うかもしっかり考えよう」と先生が呼びかけると子どもたちは真剣に自分と向き合っていました。
最後の写真は思わず感心して撮影したのですが、2年生の教室の掃除道具入れです。こういう日常の一つ一つを大切にしていくことはとても大事だと思いました。すばらしい2年生!