Well Becoming Together!(校内研修)その2
- 公開日
- 2025/05/03
- 更新日
- 2025/05/03
学校の様子
【Well Becoming Together!】
~教職員が「ありのままの自分」で向き合った一日~(その2)
※「その1」の記事もご覧ください。また写真3枚目の「➕7」をクリックし、残りの7枚の写真もぜひご覧ください。
5月2日(金)、本校では年間を通じて関わっていただく追手門学院高校の福岡小百合先生をお迎えし、教職員向けの校内研修を実施しました。
この日は、先生方が自分の名前をニックネームで胸に貼り合い、お互いをあだ名で呼び合うという形からスタート。校長の私も「よっしー」と呼ばれながら、肩書きを一旦脇に置き、「等身大の自分」として参加しました。
2時間の研修では、ほとんどの時間を身体を動かしながら、
「表現するとはどういうことか?」
「コミュニケーションとは?」
「自分とは何か?」
といった深い問いを、頭ではなく“感覚”で体感的に学びました。
教員たちは、言葉にならない思いを体で表現したり、目と目を合わせて名前を呼び合ったりする中で、自分自身を素直にさらけ出すことの心地よさを実感していたようです。
頭でっかちになりがちな昨今。
相手の「そのままのわたし」を受け止め、自分の「そのままのわたし」を伝える。
そんな極めて人間らしい関わりが、今の学校教育にこそ求められているのだと、強く感じました。
研修中、教員たちは額に汗をにじませながら、笑い合い、驚き合い、時に感動し合いながら、これまで知らなかったお互いの一面に触れていました。その姿はまさに「学び合う仲間」。校長として、これほど嬉しい光景はありません。
研修が終わった後も、
「次はいつあるんですか?」
という声が多く聞かれ、学びの充実感と幸福感が教員の表情からにじみ出ていました。
今回の研修は、楽しく、そして確かな気づきと学びがありました。何より、教員同士のつながりが一気に深まりました。この経験は、日々の授業や子どもたちとの関わりに、確実に良い影響を与えてくれると確信しています。
次回は7月、低学年と高学年に分かれて、福岡先生による授業が行われる予定です。今から、どんな学びが生まれるのかとても楽しみにしています。
+7