学校日記

ひまわり学級開き

公開日
2021/04/28
更新日
2021/04/28

学校の様子♪←随時更新

 ひまわり学級、つまり支援学級の活動が本格的に始まります。そこで、枚方中学校では、今日の5限、1年から3年の全ての学級で「ひまわり学級開き」、つまり支援学級と支援学級在籍生徒について理解するための学習を行いました。
 現代社会の基礎は、多様性と相互理解です。私たち全ての人間は多様で個性的です。お互いの違いを認め合ったうえで、お互いを理解・尊重する。それが全ての人がより良く生きるための基本です。要するに枚方中は、全ての人が優しく大切にされる学校を目指したいと考えます。次に載せる資料は今日使ったものです。

        <ひまわり学級について>

最初に描いた絵はどんな絵でしたか。同じ言葉を聞いて描いた絵なのに、違うものになりましたね。みなさんが描いた絵は、それぞれが違うものなのに、どれが間違っているわけでもなく、全部が自分が描いた正解の絵です。同じ言葉を聞いても受け取り方はそれぞれなんですね。次に考えた「〇〇って何だろう?」でも、感じ方は一人一人違っていたのではありませんか?同じ言葉を同じように学校で習ったはずなのに、その言葉を聞いて思い浮かべることにはこんなに違いがあるんですね。これもまたどれが正しいと言えるものではありません。
中学校にはいろいろな仲間がいます。みなさんが描いた絵や、言葉から連想したものに違いがあったように、感じ方も、考え方もそれぞれです。友達同士しゃべっている中で、何気なく絵を「下手やなあ」と言ったり、ちょっといやな気持ちにさせる「あだ名」を言ったりすることがありますよね。言われた方が、ニコニコ笑って「いいよ」と言っていても、実は、すごくイヤな気分になっていたり、すごく悲しい気持ちになっていることもありますよね。自分が言った言葉、自分がとった行動がどんなふうに受け止められるのか考えないと、みんなが気持ちよく学校生活を送ることはできません。自分の言葉と行動に責任をもって、だれにとってもほっとできる、温かい学年、楽しいクラスをつくっていきたいですね。
枚方中学校にはそれぞれのクラスの他に、「ひまわり学級」という名前の学級があります。 それぞれのいろいろな理由で、一日に何時間か、クラスから離れてひまわり学級で学習することがあったり、先生がみんなの教室に行って一緒に勉強したりすることもあります。教室を離れることがあってもクラスの一員であることに変わりはありません。ひまわり学級では、それぞれが自分に合ったペースで勉強したり、リラックスして体調を整えたりします。みんなも得意なこと、苦手なことがあると思います。それはひとりひとり違いますね。ひまわり学級にきて勉強する友達も、それは同じこと。ただ、みんなに知っておいてもらったほうがクラスでの勉強や特活、友達との会話などでうまくコミュニケーションがとれて、いいスタートが切れると思うので、みんなが理解しやすいように、手紙を書いていただきました。

この後ひまわり学級に在籍する生徒のご家族の手紙を読んで、いろんなことを理解しました。
生徒の皆さんも、先生たちといっしょに全ての人が優しく大切にされる学校を作りましょう。