第41回卒業証書授与式
- 公開日
- 2026/03/13
- 更新日
- 2026/03/13
学校の様子
本日は、第41回卒業証書授与式でした。
以下、学校長式辞を掲載します。
式辞
ただいま卒業証書をお渡しした94名の皆さん、卒業おめでとうございます。本日のこの式を祝うためにご多用中にも関わらず、駆けつけてくださったご来賓の方々に深く感謝申し上げます。
また、保護者の皆さま、本日はお子さまのご卒業、誠におめでとうございます。この日を迎えるまでに3年間、大変なこともあったかもしれません。それでもお子様と向き合い、また、寄り添いながらこの日を迎えられたことと思います。また、これまでの本校の教育活動にご理解とご協力を賜りましたこと職員一同を代表して深く感謝申し上げます。
さて、皆さんの顔を見ていると、私はうれしさと、寂しさと、そして誇らしさが胸いっぱいに広がります。
今日、皆さんが歌う「正解」。この歌は、「正解」という曲名でありながら、私たちにこう語りかけます。
「正解」は、誰かがくれるものではないと。
皆さんはこの3年間、何度も迷い、悩み、立ち止まったはずです。思うようにいかなかった日、友達とぶつかり、心がすれ違った日、1人で涙をこらえた夜。
そのすべてが、皆さんを強くしてきたことだと感じます。
これから高校生活を迎える皆さんに、今日は誤解を恐れずに伝えたいことがあります。それは、「友達を無理に作らなくてもいい。」という事です。
昨今の状況を考えると、友達がいなければいけない、1人ではいけない。そんな空気に、どれだけ心をすり減らしてきたことと思います。
友達という形に縛られ、自分の時間を削り、本当の自分の気持ちを飲み込み、笑顔をつくってきた人もいるかもしれません。
でも、それは、あなたの正解ですか。
大切なのは、高校という器の中で、誰といるかではなく、何に本気になるかという事です。
何か1つでもいい、心から打ち込みたいと思えるものを作ってみてください。そこに自分の時間を、情熱を、そして、自分の覚悟を注いでみてください。
本気になった人だけが見える景色がみえてきます。本気になった人だけが出会える人がいます。
同じ夢を追う人、同じくやしさをしる人、同じ方向を向いて、そっとそばに立っている人。それこそが仲間です。
無理に探さなくてもいいと思います。背伸びをしなくてもいいと思います。
一生懸命何かに取り組んだその先で、気が付けばそばにいる。その仲間がやがて皆さんのかけがえのない友達となってくれます。
それを「正解」という曲は教えてくれていると私は感じます。
迷いながらでいいと思います。間違いながらでいいと思います。皆さんが選びとった道こそが正解だと信じています。
これから皆さんは、答えのない世界へ進みます。だれも正解を教えてくれない、そんな場所に進みます。
でもどうか恐れないでほしいです。迷うことは真剣に生きている証です。悩むことは本気で何かに取り組んでいる証なんです。
そして皆さんが涙を流しながら選んだ道は、必ず、皆さんの人生の正解となることを願ってます。
どうか、自分を小さくしないでください。どうか、自分の心を裏切らないでください。
皆さんの人生の正解は、皆さんの中にしかありません。
さあ、いよいよ卒業です。それぞれの正解をつくる旅の始まりです。皆さんの輝かしい未来と幸せに向かっていけることを心よりお祈りし、式辞といたします。
令和8年3月13日
枚方市立 招提北中学校長 葉山 秀樹