不審者対応避難訓練
- 公開日
- 2025/03/03
- 更新日
- 2025/03/03
学校の様子
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6時間め、不審者対応の避難訓練を行いました。不審者が侵入し、生徒が避難行動を取るという避難訓練ではなく、教室にいる状況で不審者の侵入が知らされ、警察官が到着するまで不審者から身を守るためにどのような避難行動を取ることができるかを生徒同士で話し合い、具体的にその考えた行動を実際に行ってみました。
各クラスでの話し合いの中で「教室の扉や窓の鍵を施錠する。机などを使いバリケードを築く。消灯し、教室の中が見えないようカーテンをして人がいる気配を消す。出入り口から離れた場所に集まり身を隠す。」などの意見が出されていました。
教室を回り、各クラスがどのような避難行動が取れているか不審者目線で見た動画を各クラスに画面共有し、他のクラスの避難行動の様子をリアルタイムに観ることができるよう工夫もしました。扉、窓はきちんと施錠され、出入り口にはバリケードを築き、静かに身をひそめ気配を消しているすばらしいクラスもありましたが、声が廊下に聞こえるクラスもあり課題も見られました。
まとめとして、生活専門委員による模範的な避難行動(不審者侵入の知らせに耳を傾ける、消灯や施錠、カーテンを閉めるなどの声かけ、バリケードの作り方、静かに身を隠す行動など)の動画を視聴して、最後に振り返りを行いました。
振り返りでは、避難訓練へ臨む態度などの反省点が各クラスでも出されていたり、協力して声かけて行動することができたなどの良かった点についての意見も出されていました。
実際に不審者の侵入により尊い命が奪われる事件が起きています。いつどのような時に不審者が侵入しても、命を守ることを最優先に考え避難行動できるか、訓練を通して普段から考えておくことが大切であるとあらためて認識しました。