最新更新日:2024/09/12 | |
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地震避難訓練今年の元日に発生した北陸地震で大きな地震があり、たくさんのかたが被害にあわれたばかりです。今現在も避難所で生活されている方や家族が離れて暮らすしかない方など、日々の報道に触れるたびに胸が痛みます。被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げます。 私自身、29年前の阪神淡路大震災の時に大阪市の西淀川区の湾岸地区に住んでいました。 寝ていると「ゴゴゴゴ」という聞いたことのない音が聞こえてきて目が覚めました。次の瞬間にベットから体が浮き上がり、次に凄まじい横揺れが来ました。一体何が起きているのか全く理解できないまま、ベットにしがみついていました。 長い時間、激しく横に揺さぶられました。揺れが収まった後、父にすぐに外に避難するように言われ、家族全員で自動車の中に避難しました。 ラジオをつけて情報を収集しようとしましたが、まだ辺りが暗かったこともありあまり情報はありませんでした。 しばらく様子を見てから家の中に戻りました。直後は停電してテレビもつかなかったです。 朝が来て辺りが明るくなると、見たことのない光景が広がっていました。 家の周りの道路は激しく地割れし、隆起しています。 海を隔てた対岸に見える兵庫県の空は火災で真っ赤になっていました。 幸い、私の家族は全員無事で、家もひび割れは多数ありましたが避難するほどではありませんでした。ただ、家の周りの道路で液状化現象が始まったり、電車が不通になったりと1週間ほどは学校には行けませんでした。 それまで地震の経験がほぼなかった(気にする揺れに見舞われたことがなかった)ので、防災について意識は全くなかったです。いざという時にどうするのか全く頭になかったことで、いざという時に全く体は動きませんでした。その中で父がすぐに家から出て避難するように判断したことはすごいことだと思います。きっと父は日頃から意識していたのだと思います。 学校ではさまざまな避難訓練を毎年毎年行います。それはいざというときに迅速に行動するためです。練習したことはできます。練習していないことはできません。うまく避難できたことは奇跡ではなく、日頃からの訓練の成果だと思います。いつも意識を持って生活することを心がけてほしいと思います。 また災害はいつ起こるかわかりません。お家にいるときに発生する可能性もあります。その際はどのように避難するか、どこに食糧など備蓄するか、家族がバラバラになっている時はどこで集合するかなどを日頃から話し合っておくことも大切かと思います。 |
枚方市立桜丘小学校
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