最新更新日:2024/06/28
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地震避難訓練

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 阪神・淡路大震災から26年が経ちます。
 あの日の朝のことは鮮明に覚えています。
 突然、体が突き上げられ、宙に浮きました。そのまま横に大きく揺さぶられ、立つこともはって進むこともできませんでした。訳もわからないまま布団を頭からかぶって縮こまっていました。
 揺れが止まるまで、すごく長い時間に感じました。収まってからも何が起きたのか理解できず、逃げもせず、ただ、布団にくるまっていました。
 父が下の階から呼ぶ声で我にかえり、家族揃って外に逃げ出しました。電気は止まっていて、家の中も暗く、いろいろなものが散乱しているのが、踏み付けることで確認できました。
 外に出て、車に乗り込み、ラジオをつけました。しばらく車内にいて、太陽が出てから家に戻りました。電気が戻り、TVをつけて、何が起きたのか知りました。
 もう一度、外の様子を見てみると、地面が割れて、茶色の水があちこちで吹き出していました。道路のアスファルトはでこぼこになっていました。大阪湾を挟んだ対岸を見て、黒い煙に覆われているのが見えました。父に聞き、神戸方面が燃えているとわかりました。
 以上が、私が中学生の時に体験した阪神・淡路大震災の記憶です。
 あれから26年経ちますが、いまだに「ゴー」という地鳴りの音が忘れられず、似たような音を聞くと、一瞬体が硬直します。
 あの頃の私や社会は災害に対して、どこか他人事だという認識があったかもしれません。川越小学校の子どもたちは毎年行なっている避難訓練を我こととして受け止め、真剣に参加しています。先の伏見地震の時も枚方市内の多くの学校で、非常にスムーズに避難ができたと聞いています。
 今日行った訓練は必ず、必ず役に立ちます。
 保護者の皆様、地域の皆様、枚方市の皆様も、ぜひ、ご家庭で災害が発生した時に実際にどうするか、訓練しておくことをお勧めします。一度でもやっておくと、いざというときに体が自然に動いてくれます。
 今日の子どもたちの避難訓練は非常に静かに真剣に行えていました。
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