最新更新日:2024/07/11
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自ら課題を見つけ、論理的に探究する子どもを育成する

児童が活躍する2学期終業式

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本日、2学期終業式を行いました。
 保護者の方々、地域の皆様方のおかげで、子どもたちが安心して登校でき、学校での学びが充実しております。本当にありがとうございました。
 3学期も子どもたちのために、子どもたちが活躍する学校にしていきますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
 終業式では、本日配付の学校便りの内容をコンパクトにして話しましたので、詳しくは以下に掲載する学校便りを見てください。
 また、ブックウォークや枚方市小学生スポーツcarnival、税に関する小学生習字の表彰を行いました。
 さらに、代表委員会は、学校の決まりの変更と新ルールの発表や冬休みの生活について「はひふへほ」のパネルで説明をしていました。
体育館で全校児童が集まっての終業式でしたが、多くの時間、児童が活躍するとても良い終業式となりました。
 学校便りに掲載していないことで、児童たちに話をしたことは、学校での学びは、すべてこれからの未来の君たちにつながっています。ですから毎日の授業を大切にして、「何のために学ぶのか。」を考えましょう。自分のために、やりたいことのために学んでいきましょう。例えば、3年生では、枚方市しらべについて、別海町の人に「知ってほしい」「伝えたい」という思いを持つことで、深く、たくさんのことを学ぶことができました。その思いを大切にしてください。

以下学校便りの原文ママ
〇子どもと先生と地域がつながった探究学習〜地域の方々のご協力に感謝申し上げます。〜
 今年度の探究学習では、どの学年も、多くの地域の方や社会人の方とつながることができました。1年生は10名の見守り隊の方に感謝状を手渡し、2年生は見守り隊や公園清掃の方など16名の方にお話を聞くことができました。1年生は「えがおにしたい」という思いを持っていました。2年生は「地域の人の思いを知って、自分はこれからどうするかを考えよう。」という思いでインタビューをしました。1・2年生と地域の方との交流が行われたことで、見守り隊として信号で立っていただいている方も多くなり、おたがいのあいさつの声も大きくなり、小学校と地域とのつながりが深まったと実感しております。
 3・4年生を中心に防災キャンプに参加して地域の方に交じりながら避難所づくりや消火訓練を行いました。自主防災の担当者の方からは「多くの児童が参加してくれてとてもいい雰囲気の中での訓練になりました。来年度もぜひ多くの児童の参加をお願いします。」と笑顔で校長に伝えに来てくれました。また、3年生は、北海道の別海町立野付小学校との交流会で自分たちの生活についてアンケートを取って調べて伝えたことが、野付小学校で大好評でした。4年生は、地域を大きく越えて、カンボジアの小学校と交流を持ちますが、その思いは「ちがいを越えてみんな公平に学べるようにしたい。」です。
 5年生が校外学習で行った津田サイエンスヒルズの工場では、「日本の産業をしりたい。世界の人に日本のことを伝えたい。」という児童の思いと、「これからの日本をつくる子どもに知ってほしい。」という工場の人の思いが一致して、工場の機械を止めて熱心に説明をしてくれました。
 6年生は地域の方8名に来て頂き、児童が考えた未来の枚方についてのプレゼンをして、それに対して丁寧に意見や感想を頂きました。実は、未来の枚方は、6年生が訪問した香里幼稚園の園児がはじめに考えたことです。6年生の取り組みは色々な人の思いと思いをつなげることになりました。
 私が大変良かったと思っていることは、地域のどの方も児童の話に真剣に向き合い、そして丁寧に感想や思いを語っていただいたことです。社会人として、先輩として、地域の大人としての真摯な話し方に、児童たちも、「大人が自分たちに真剣に話をしてくれた。」と感動していました。学校だけでは伝えることのできない学びがあったと思います。地域の方々、これまで関わっていただいた方々には改めてお礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。 
※この他、枚方市や企業の方など本当に多くの方の力をお借りしております。合計すると50名以上の大人から児童は学んでいることになります。


〇子どもが考える学校の決まり
 代表委員より、ルールの変更について報告がありました。今年度、「みんなが気持ちよく過ごせる学校を自分たちの手でつくる。」ことをモットーに、前期代表委員から取り組んで来たルールの見直し。児童の皆さんからいただいた意見を、一つ一つ丁寧に議論をして、またクラスに持ちかえり、再度考えてもらうこともしてきました。「意見をだす。話し合う。みんなの意見を聞く。」などの民主的な方法でルールを考え直すことはとてもすばらしい取り組みだと感じています。今回決定したことの詳細は12月22日各学級のclassroomで配信しているお知らせで確認をお願いします。今後も、自分たちの話し合う力で、学校の課題をよくすることに力を入れていってください。大切なことは、「意見を言う・話し合いで解決する。」です。

〇探究学習には地域の方と保護者の方のお力が必要です。
 学校だけでは、探究的な学びはできないと思っています。今年度、たくさんの地域の方にお話をしていただきました。児童もたくさん自分たちの考えや意見を伝えたりし、また、知りたいことを教えて頂きました。こういった社会とつながる、人とつながることが児童の成長に良い影響を与えると思います。子どもは大人を通して社会を知るからです。その意味では、学校の先生だけでは大人のモデルが少ないです。
 子どもにとって一番身近な大人のモデルは保護者の方です。保護者の方の中には子どもと学校の探究学習のことについて話をしている方がおられるとお聞きしています。子どもの「なぜ?」や知りたいこと、世の中の課題について話をしていることはとても素晴らしい事ですし、子どもの成長に大きくつながると思います。身近な大人だけでなく、多くの大人が子どもの教育に関わる東香里小学校にしていきたいと思っています。

以上です。

東香里小学校 校長

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