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最新更新日:2024/07/16 |
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1月21日(木)2校時 1年3組 国語科
渡辺武信さんの「玄関扉」が題材です。
日本の住宅の玄関の扉は、外に開く外開きが多いそうです。玄関のスペースが確保できて履物が脱ぎやすい、土間が水洗いできるなど生活するうえで合理的な理由があるようです。 反対に欧米では、内側に開く内開きが多いそうです。内側に開けることで、入ってきた人と握手をしたり近い距離で接することができ、気持ちよく相手を向かい入れることができます。しかし、入ってきてほしくない人には、扉を押すことで侵入を防ぐことができます。ヨーロッパなどは昔から地続きの国が多く、相手国が侵入してきたり、自国が侵入することなどが多く、敵味方をはっきりさせる必要があったそうです。味方は近い距離で招き入れ、敵は扉を押し返して中に入れないという考えでしょうか。 日本の場合は、島国で比較的外からの侵入が少なかったため、敵味方という発想は生まれなかったようです。相手と少し距離をとって、おじぎなどのあいさつをするには、外開きが適切な距離をとれることになるようです。 しかし、日本の城は、敵の侵入を防ぐために内開きが多いそうです。 扉や建物には、その国の文化や人の思いが反映されています。他にも探してみたいと思いました。 ![]() ![]() ![]() ![]() |
枚方市立招提中学校
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