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最新更新日:2024/07/04 |
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令和5年度修了式
令和5年度修了式 式辞
本日で、令和5年度が終わります。先日の13日には、157名の3年生が無事卒業を迎え、この学校を巣立っていきました。 その卒業証書授与式に立ち会える在校生はほんの一部なので、今日はその時の様子を皆さんにお伝えします。 まず、卒業の歌「群青」についてですが、これは3年生を送る会でみなさんとともにきかせてもらいましたが、当日は、あれからさらに成長したものとなっていました。 ブログでも予行の時と当日の時の歌声を載せていますので、その成長は皆さんにも伝わると思いますが、たった何日間でこれほど成長するのかと感動しました。 これは、みなさんも同じで、やる気になれば短い期間でもぐんと成長する時期なのです。 そして、卒業証書授与式の時の様子です。 今年度は一人ひとりに卒業証書を私から手渡ししました。 高校では、多くの学校で、一部の生徒が代表として、卒業証書を受け取る形となっています。 大学の卒業証書にあたる学位記も一人ひとりが受け取ることはありません。ですから、今回、もし、代表だけが受け取る形式にすると、校長先生からほとんどの人が直接卒業証書を受け取る機会がなくなってしまいます。 だから、その意味が今は分からなくても、今回一人ひとりに卒業証書を手渡ししたいという思いが私にはありました。 そして、一人ひとりに手渡しして良かったと思う瞬間がありました。多くの生徒が、卒業証書を受け取る時に、「ありがとうございます」と言っていました。 その「ありがとうございます」が言えるみなさんに成長していたことに先生も「ありがとう」と思いました。 さあ、次は皆さんの番ですね。卒業生のみなさんの多くは、新しい生活に向けて制服採寸などそれぞれの進路に向かうための、次の準備をしています。 4月からスタートするのではなく、皆さんも次の準備に取り掛かってみてはどうですか。 競技でのフライングは駄目ですが、人生において、フライングはおおいに結構だと思います。 以上です。 第45回卒業証書授与式
卒業の歌「群青」予行練習バージョン
https://drive.google.com/file/d/13JmQpzQR6UjPng... 卒業の歌「群青」卒業式当日 https://drive.google.com/file/d/1HQUblBjBYjJ2lB... 式辞 ただいま 卒業証書をお渡しした、157名の皆さん 卒業おめでとうございます。 本日のこの式を祝うためにご多用中にも関わらず、駆けつけてくださったご来賓の方々に深く感謝申し上げます。 また、保護者の皆様 本日は お子様のご卒業 誠におめでとうございます。この日を迎えるまでに本校の教育活動にご理解、ご協力を賜りましたこと、この場をお借りして感謝申し上げます。 昨年度までは、卒業証書はコロナ禍対策として、各クラスの代表生徒のみに渡してまいりましたが、今年度は一人ひとりに卒業証書を渡しました。 高校では、多くの学校で、一部の生徒が代表として、卒業証書を受け取る形となっています。大学の学位記も一人ひとりが受け取ることはありません。ですから、今回、もし、代表だけが受け取る形式にすると、学校長からほとんどの人が直接卒業証書を受け取る機会がなくなってしまいます。だから、その意味が今は分からなくても、今回一人ひとりに卒業証書を手渡ししたいという思いが私にはありました。この思いを冒頭でみなさんと共有したいと思います。 本年は正月より、能登半島地震から始まり、心の痛むことが重なるスタートとなりました。お亡くなりになられた方々に対しましては、ご冥福を祈ると共に、被災された方々に対しまして、心よりお見舞い申し上げます。 さて、本日は、2つのことを皆さんと一緒に考えたいと思います。その2つとは、皆さんがこれから歌う、卒業の歌「群青」、そして、皆さんそれぞれに掲げてほしい「夢」についてです。まずは、1つ目、「群青」についてです。 この歌は東日本大震災をきっかけに福島県南相馬市立小高(おだか)中学校平成24年の卒業生たちと小田美樹先生によってつくられました。被災当時まだ、中学1年生だったこの学年の生徒106名は、この震災とそれに伴う津波の影響で、福島原子力発電所の建屋が大爆発を起こし、被災しました。津波の犠牲で2名の尊い命も奪われ、97人の仲間たちは北海道から、九州まで散り散りに避難しなければなりませんでした。結果、残ったのは、わずか7名となりました。2年生になったその生徒たちは大きな日本地図に仲間の顔を張り付けながら「遠いね」「でもこの地図の上の空はつながっているね。」など子どもたちの思いをつぶやいていたそうです。そんなつぶやきを小田先生は大切につむぎ、曲をつけ、できあがったのがこの「群青」だそうです。また、歌のタイトル「群青」にも注目すべき点があります。この中学校の文化祭は、「群青祭」というそうです。この「群青」ということばは、元小高中生の心をもつなぎとめている大切なことばという事も強く伝わってくるのではないでしょうか。 この歌はよく悲しい歌と捉えられている方が多くいると思います。でも、決してそうではありません。むしろ復興に向かっていく力強い歌だと私は思います。なぜなら、歌詞の最後を、「また会おう、群青の町で」となっているからです。頑張って立ち上がり復興した町で再び、別れた仲間と会いたいという思いが私には想像できます。 まだ立ち入りの制限がある場所があることを思えば、決して過ぎ去った過去ではありません。時が止まってしまっているとさえ感じる町がまだ存在するのです。ふるさとで再び会いたいと願う力強い想いが伝わりませんか。 この歌には、そんな歴史と背景があるということを知って、今日の旅立ちの日に自分のできうる限り、精一杯、歌い上げるからこそ、聞いている人に伝わり、感動を与えることを思えば、意義深いものがあると思います。きっと、能登のみなさんにも「こころは共にある」という私たちの気持ちは、届いていくものと信じます。もう一つは、「夢」について皆さんと考えたいと思います。 「夢」というのは持たなければ叶いません。 さきほど話にもでた、東日本大震災では三陸鉄道も立ち直れないほどの惨状となりましたが、震災から1年後に三陸鉄道を支える人たちによって、実際には乗れませんが、「復興未来行き」という切符を発売しました。そこに書かれた有効期限は「あきらめない限り有効」となっています。まさに皆さんの「夢」もこの切符と同じく「あきらめない限り有効」なのだと思います。その夢や、将来に、保護者の皆さまや多くの方が期待することもあるでしょう。そして、時にはそれがプレッシャーとなり、押しつぶされそうなこともあると思います。そんなときには「ひと休み」しても構わないと思います。でも、みなさんが「夢」をあきらめない限り、その「夢」に、「自分自身」、に期待しても良いのです。そして、その「夢」に向かって無我夢中になって追い求めていく時、人の期待など、気にもならなくなると思います。 当然まだ、「夢」や「目標」がない人もいるかもしれません。そのときは、今、目の前にあることを全力で取り組んでください。そうすれば、「夢」ができたとき、今までやってきた努力が自分の可能性を広げてくれると思います。 さあ、皆さんいよいよ卒業です 皆さん一人ひとりの輝かしい未来と幸せを 心よりお祈りし 式辞とします。 令和六年三月十三日 枚方市立長尾中学校 校長 葉山 秀樹 2月放送生徒集会
今月は、生徒指導担当の先生が担当しました。
みなさんこんにちは。 今回は1月に起こった能登半島地震の現在について考えたいと思います。 元旦に能登半島を襲った最大震度7を観測したこの地震は約240人の命を奪い、今でも約14,000人の人が避難所での共同生活を余儀なくされています。寒い体育館や市の施設で生活する中で物資は十分に揃っていない場所も多く、精神的も苦しい状況が続いているようです。 しかし、そんな状況の中、避難所の人たちを支えているのは共助の力だそうです。 災害時には3つの助が存在します。 1つ目は「自助」・・・1人が自ら取り組みこと 2つ目は「共助」・・・地域や身近にいる人同士が一緒に取り組むこと 3つ目は「公助」・・・国や地方公共団体が取り組むことです。 ある避難所では、国からの物資が届かず食事は1日1回〜2回、断水のため仮設トイレや簡易トイレを使用、薬や衛生用品が足りず感染症も懸念された状況だということです。携帯電話もほとんど使用できない状態だったそうです。 みなさんならこの状況でどう行動しますか? 様々な意見があるとは思いますが、この避難所では、お互いが声を掛け合い、限りある物資をみんなで分け合うなど、地域の住民とともに支え合い、協力し合うことで混乱は起きずに生活できているそうです。先生はこのニュースを見て苦しい状況の中でも互いのことを考え行動することはすごいなと思いました。 震災はいつどの場面で起こるかわかりません。もちろん、昼間大人たちが仕事があるときに被災することだって考えられます。そんな時は中学生のみなさんも地域の頼りになる存在の1人です。そんな時こそ、今の学校で取り組んでいる自分で考え・判断し・行動する力が最大限に活かされるのかもしれませんね。 さて、早速慣れてきた今のクラスともある2ヶ月で終わりです。互いを理解し合える仲になったからこそ、さらに深い学びに繋げ、いざという時力を発揮できる長尾中生になってください。 3学期始業式式辞
3学期始業式
皆さんおはようございます。新春を迎えるにあたり、新年のご挨拶を慎んで申し上げます。 初めに、元日に発生した能登半島沖を震源地とした地震で、お亡くなりになられた方々、被災された方々、まだ避難をされている方を思うと心が痛みます。 またこの地震対応で、救援物資を急いで届けなければいけないという責任感の中で職務にあたられ、航空機事故でお亡くなりになられた海上保安官に心より、ご冥福をお祈りしたいと思います。 さて、今年の干支は辰です。辰年は陽の気が動いて万物が振動するので、活力旺盛になって大きく成長し、形がととのう年だといわれています。 昨年度からの努力を実らせ、飛翔していきたいところです。私たちの中には、なかなか1歩が踏み出せず、足踏みしまう人もいるかもしれません。しかし、今年は、勇気をもって1歩踏み出し、出発してみませんか。出発の「発」という漢字は「たつ」と読むこともできます。 今年は、なにか「これ」に人生をかけるんだということを見つけて発ってほしいと思います。出発が遅くなり、残された時間が少ないと、それだけその目標を実現できる可能性が減っていきます。できるだけ早く自分の人生をかける目標を持ったほうが良いかもしれませんし、そんな人の意思は強いです。 なかなか目標がはっきりとわからない人もいるかもしれません。そんなときは、「こんな大人になりたい。」ということでもかまいません。 それすら思い浮かばないときは、「とにかく目の前のやるべきことを一所懸命に取り組む」でも良いです。いつか目標が決まったときにできるだけ可能性が大きくなっているはずです。 だれのためでもなく、自分の人生を無駄にしてほしくありません。人生は一度きりです。大切にしてください。 令和6年1月9日 2学期終業式
本日、12月22日(金)に挙行した終業式での校長先生のお話を本校ブログに掲載しました。
具体的な目標がないとなかなか努力の継続は難しいです。 例えば一日健康に過ごすと言っても、具体的ではありません。 1日1万歩歩く、や、毎日ランニングをして、心肺を鍛え、健康維持を努力するなど、より具体的な目標を立てることで、私たちは努力することができます。 そこにはみなさんのどんな目標にするのかの選択しがあります。皆さん一人ひとりが主体的に目標を定め、成長していくことを期待しています。 文化祭開催のことば
文化祭を開催するにあたり、確認したいことがあります。
皆さんは、どんな集団をめざしたいですか。どこの学校にも教育目標というものがあります。長尾中学校の学校教育目標は、「自分で考え、判断し、行動できる生徒の育成」です。これを基にそれぞれの学年目標があり、学級目標があるはずです。そして、この目標の達成のために授業や、行事があります。文化祭も一つの行事で、目標があります。 どうでしょうか。皆さんが主体的に関わって、自分たちで考え、判断し、自律的に行動して、この文化祭を作り上げられたでしょうか。自分たちで課題が解決できる集団になることができれば最高ですね。それぞれの学年で、どんな集団をつくりたいのか。そこに向かう取り組みの一つの過程が文化祭なのです。来月は体育祭もあり、当然、この取り組みも一通過点だということです。 そうやって卒業式をむかえるときに、振り返ると成長が感じられ、感慨深いものになるのだと思います。 今日は皆さんがどんな集団になっているのか、その成果の発表を楽しみにしています。
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枚方市立長尾中学校
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