２年生の平和学習では、全校生徒の皆さんから、いらなくなった書き損じはがき、古本、CD、DVDなどを回収し、ウガンダの元子ども兵の社会復帰を助ける団体に支援をする取り組みを行っていました。
　今日はその団体とリモート機能を使って交流する機会を持つことができました。こちらの午後３時頃がウガンダの午前９時頃になるそうです。最初はウガンダでの取り組みについてスライドを交えて説明が行われました。生徒の皆さんは日本とは全く違う環境に驚いているようでしたが、しっかりとウガンダの様子を聞いていました。その後、オンラインを活用し、生徒の皆さんからいくつか質問を行い、ていねいに答えていただきました。
１組
Q:なぜ、その仕事に就こうと思いましたか。
A:将来に向けて困難に直面している人の助けになるためです。
Q:ウガンダで一番大変だったことは何ですか。
A:仕事を楽しんでいるので大変だと思ったことはありません。ただ、電気のシステムが整っていないので、パソコンが動かない時は不便を感じることがあります。
2組
Q:ウガンダで流行っていることは何ですか。
A:やはり、新型コロナウイルスの対策が一番の話題になっています。また、この地域で選挙があったのでそのことも話題になっています。
Q:ウガンダのぜひ知ってほしい魅力は何ですか。
A:野生動物を保護するナショナルパークやナイル川や歴史的な建造物です。
３組
Q:ウガンダの食べ物で有名な物は何ですか。
A:レッドブレット（パンのようなもの）やゴマを煮込んだものやバナナ、ビーンズ、牛乳などです。
Q：ウガンダで一番怖かった出来事は何ですか。
A：今は比較的安全ですが、紛争時は大変でした。村が襲撃された時が一番怖かったです。

※このように、じっくりと交流する時間をもつことができました。生徒の皆さんは平和学習の取り組みを通して多くのことを学ぶことができました。取り組みの結果だけでなく、取り組みのプロセスの中にたくさんの生きるヒントを見つけることができました。

　招提中の近くの交差点で毎朝、交通安全指導を行っておられる安全監視員さんが待機したり、旗などの物品を収納していました安全監視ボックスがリニューアルすることになりました。長年の使用で老朽化していますので、隣に新しいボックスを設置します。今日はその工事の初日で、コンクリートブロックで囲いを造り、続きは明日以降行われることになりました。完成が楽しみです。

　今日の１年生の各クラスの朝の会（８時３０分から）の時間は、漢字の学習に取り組んでいました。どの生徒も明日からの学年末テストにむけて真剣に取り組んでいる様子が伝わってきました。書くことは物事を理解したり、記憶したりする時に大切な活動です。一つひとつ漢字の意味を考えて書くことの積み重ねは重要です。何事も「千里の道も一歩から」ですね。

　朝８時頃の１年２組の教室の様子です。早朝からたくさんの生徒が自主的に登校し、教室で自主学習に取り組んでいます。放課後にも学習会を実施していますが、朝の時間にも自主的に登校している生徒の皆さんが多くいます。「人は自分が思ったとおりの人間になる」と言われています。目的意識を持って日々の努力を続けることで自分が思った目的に到達することができます。今の気持ちを大切にして、ぜひ継続させてほしいと思います。

　今週末の学年末テストに向けての学習にも力が入ってきました。早朝に登校して各クラスで学習に取り組む生徒もいます。
　今日の１校時の各クラスの授業は、課題学習への取り組みが多かったようです。写真は上から１．２．３組の様子ですが、３クラスとも授業の後半では課題について自分で調べて取り組む自学自習が行われていました。自分で疑問点を掘り起こして調べたり、友人や教員と交流を図るなど、後ろ姿からも集中している様子を感じることができます。明日の休日を挟んで最後の追い込みになります。

　通常の放課後自習教室も会議室で開室しています。こちらは学年に関係なく参加することができます。今日は数名の生徒と教員が学習に取り組んでいました。本校ではテスト前だけでなく、定期的に放課後自習教室を開室していますが、毎回、目的を持った生徒が参加しています。教員もいるので、わからないことはその場で解決することができます。今後も積極的な活用を待っています。

　1年生の放課後学習会（勉強オシエルンジャー）が昨日から開室しています。自主参加ですが、たくさんの生徒が学習に取り組んでいます。学習内容は自由で、自分で取り組んだり、教えあいをしたり、教員に聞くこともできます。廊下には教材がありますので、自由に活用することもできます。
　また、少し早めに登校して早朝に教室で学習している生徒もいるようです。誰にも強制されず、自分から進んで取り組むことが本当の学習のおもしろさかもしれません。
　来週の月曜日にも開催されます。充実した時間を過ごしてほしいと思います。

　「アメリカ合衆国の生活と文化の特色を知る」ことをテーマにイメージできるものをどんどん発表していきます。自分で考えたり、教科書を見たり、iPadで調べたり、方法は自由です。生徒の皆さんからは積極的にたくさん連想したものが発表され、黒板にまとめられていきます。中にはアメリカ以外のものではないかというものもありましたが、まずは積極的に発表することが大切です。発表した後は、プリント学習が始まりました。今度は自分の考えをまとめて書く活動です。いろんな活動を通して、自分で考える力が養われていきます。

　教室に入ると、コの字席の配列で、iPadのGoogle　classroomに入力された英語文を声をだして何度も読み返す活動が行われていました。一人で読んだ後は、ペアでの交流にうつります。生徒の皆さんは積極的に反復して取り組んでいました。読みにくい英文は指で拡大することができるので便利です。英語科におけるiPadの活用として、録音した英文を送って教員が採点したり、手作りの教材を交流したり、幅広く活用することができます。
　読む練習の後は、書く活動に入りました。読んだ文章を書いて確かめることになります。
　授業中の活動は止まることなく、次々に新しい活動に移っていきました。１時間の授業の中でたくさんの英語に触れることができています。

　１．２年生は昨日からテスト１週間前でクラブ活動がありません。そんな時に昼休みのひと時がリフレッシュできる時間帯になります。昼食後、グランドでサッカーを楽しんでいる生徒がたくさんいました。歓声が聞こえて楽しくボールを追いかけている姿を見ることができました。
　その中で感心したことがありました。楽しくサッカーに取り組んでいても予鈴が鳴るとすぐに活動をやめて教室に戻っていきました。この切り替えの早さが一日の中のいろんな活動を充実したものにしてくれます。「時は金なり」ですね。

　今日は、２年生の各クラスで養護教諭が、デートDVの予防教育を行いました。デートDVは交際を続ける中で身体的暴力、精神的暴力、経済的暴力、社会的暴力などで相手を苦しめるもので何気ない日常の言動や行動から発展する危険性があります。このような関係にならないために、自分を大切にし、交際相手も大切にして対等な関係を築くことや自分の意志をしっかり伝えることなどについて考える時間を持ちました。
　冒頭に養護教諭がパワーポイントを使ってわかりやすく説明を行い、一人で考える問題を出したり、グループでお互いの良いところを見つけ合う取り組みを行いました。また、いろんなケースをわかりやすく示したDVDを視聴しました。生徒の皆さんは些細なことからデートDVに発展してしまう怖さや自らも気をつけないといけないことなどを実感しているようでした。その後、養護教諭からまとめの話があり、iPadに振り返りの文章を打ち込んで授業が終わりました。
　これからも自分も相手も大切にする気持ちを持ち続けてほしいと思いました。

　朝の登校時の様子です。毎朝、黄色い旗を持って、招提中や招提小の児童生徒の皆さんが安全に登校できるように交通安全指導を行っている方がおられます。一名の方は招提中の創立以来、５０年近くも子どもたちの安全を見守っていただいています。お話をお伺いしますと、昔は交通量の少なかった道路も最近では、車両などの通行量が増えてきたとのことです。一つのことを５０年間続けることは並大抵のことではできないことです。長きにわたり、招提中校区の児童生徒の安全を見守っていただき、心より感謝申し上げます。

　皆さん、招提中の廊下を歩いていると、ピンク色の部分と緑色の部分があることに気づいているでしょうか。今日は、この歴史について少しお話ししたいと思います。招提中の廊下の色はもともと緑色で約５０年前の創立当時から続いているものでした。私が最初に赴任した昭和５９年（１９８４年）当時もこの色でした。ところが約１４年前、私が２度目に赴任した時の平成１９年（２００７年）に校舎の内装工事が行われ、ピンク色の廊下になりました。一部緑色の部分も残っていますが、ピンク色にしたことで校舎内も随分明るくなりました。
　次はいつ工事が行われるかわかりませんが、きれいな校舎がいつまでも維持できればと考えます。

　招提中学校の生徒の皆さんは、本当によく掃除に取り組んでいます。掃除は心磨きとも言われますが、教室がきれいになるだけでなく、掃除をすることで自分の心も落ち着かせてくれ、いろんなことに前向きに取り組む姿勢が養われます。同じことに取り組んでもきれいな環境で取り組むのと汚れた環境で取り組むのとでは、成果に大きな差がでるそうです。
　まずは整理整頓することが自分の頭の中も整理することになります。きれいな学校を維持してほしいと思います。

　１．２年生は今日から学年末テスト１週間前になります。クラブ活動も休みになり、テストに集中して取り組むことになります。この時間は今までの復習も兼ねて、プリント学習に取り組んでいました。教科書やiPadなどを活用し、学んだことをまとめていきます。教員が新しいプリントを前の机にセッティングしました。まずは一番右端の列の生徒が取りにいきます。教員もていねいに個別指導を行い、生徒の皆さんも自分で取り組んだり、周りの生徒に相談したり、積極的に課題に向き合っていました。これからが大切な時期になります。

　卒業まであと３週間に迫った３年生の卒業記念作品の完成が近づきました。中学校３年間の集大成としての作品になります。それぞれが思いをキャンバスに表現し、完成した作品は卒業式の会場に展示されます。
　授業を見ていると、絵を描き終えた生徒は、絵が乾くのを待って、表面にビニールのコーティングをしていました。しわにならないようにピンと張ってホッチキスで止めていきます。コーティングをすると表面が光って作品の輝きを増してくれます。完成した作品は一旦ラックに入れて、登場の日を待ちます。あと少しで自分の思いを込めた作品の発表の場を迎えることになります。

　授業が終わり、掃除をした後はクラスごとに終わりの会を行います。今日は、１年３組にお邪魔しました。以下の通り進行されました。
１．各教科の連絡
　あらかじめミニホワイトボードに係りの生徒が記入した連絡事項の紹介がありました。
２．今日の反省
　担当の生徒が今日のクラスの良かったところ、反省すべきところを発表しました。
３．カウントダウンスピーチ
　３組では修了式まであと何日とカウントダウンをして、毎日一人ずつ１分間のスピーチを行っています。クラスの良い所や自分の趣味やクラスへのメッセージなど、１分間を自由に使って発表を行いました。
４．自主学習ノートの紹介
　担任の教員から生徒が作製した自主学習ノートの紹介を行いました。
５．学級だよりの紹介
　担任の教員から学級だよりの読み合わせが行われました。丁寧に作製された学級だよりです。
※このような豊富な内容で終わりの会が進行されました。手際がよく楽しい雰囲気が伝わってきました。

　Can you play soccer？（サッカーができますか？）の質問を一例に他にもプリントに記載されてある絵を活用して、スキー、ダンス、料理、野球などについてグループで質問を出し合っていました。一つのパターンを覚えるといろいろ応用できるので、楽しく活用することができます。そして使うことによって、自然に英語が身についていきます。他にもホワイトボードの絵を活用して発音を行うなど、楽しい活動が行われてました。英語を楽しむ気持ちが上達につながることになります。

　明日からは、いよいよ学年末テスト１週間前になり、放課後のクラブ活動がありません。テストに向けて本格的に学習に取り組むことになり、１年生では放課後学習会が開かれます。放課後学習会は自ら進んで参加するものですが、廊下に掲示してあるポスターからは楽しさが感じられます。生徒の皆さんも教員も楽しんで、そして真剣に取り組める学習会になればと思います。ぜひ、活用してください。

　ジグソーパズルの取り組みも個性あふれる作品が完成しつつあります。完成後にはピースを取り外して乾かす作業が必要になります。さらにピースにはニスを塗って光沢をつけることで深みが増します。完成した作品もいいですが、ピースを途中まではめ込んだ状態でも味わいがあります。
　作品を完成させた生徒は、ピースの一つひとつの感触を確かめながら、楽しんでいるようでした。これからたくさんの作品が見られることが楽しみです。