1番上が枚方市教育委員会から示されたタブレット使用のルールです。
真ん中が枚方中学校ICT委員会がつくったタブレット使用の「おやくそく」です。「ルール」とか「決まり」という名前にしなかったのは、誰かから押し付けられるのではなく、生徒が主体的に考え、自分のこととして守っていこうという決意が込められています。この「おやくそく」が実情に合わなくなった時は、その時のICT委員会が考え直せばいいのです。
ICT委員会では、特に壁紙のやくそくについて、突っ込んだ議論をしました。しっかり学んだデジタルシティズンシップをもとに、著作権、肖像権、人権に深く配慮して壁紙を使おうということになりました。
先日、このブログでもお知らせした通り、中村君と池田さんが職員会議に出席して、「おやくそく」を学校全体で守っていくことが決定されました。

アンケートをもとに、情報活用チームは、タブレット仕様で困った時のフローチャート図をつくりました。フローチャート図の中の項目をクリックすると、解決策が提示されます。驚くべきはこのフローチャート図は、ほとんど先生の手を借りずに作ったことで、特に中村君は凄い能力を持っています。情報活用チームはこのほかの有効なタブレット活用方法について、生徒に色々と提示してくれました。
次にICT委員会の副委員長で、情報モラルチームを率いる池田芽生さんがマイクを取って情報モラルチームの活動について、説明してくれました。
枚方中学校では、タブレット使用のルールを先生が決めるのではなく、ICT委員会を中心に生徒が決めました。自分たちが主体的に考え、自分のこととしてルールを守るのでなければ、デジタルシティズンシップは育たないからです。また可能な限り、生徒が学校運営に参画し、自主的に活動することで自尊感情が育成されると考えるからです。
真ん中の写真はICT委員会の活動の様子、下の写真はICT委員が鳥取県在住の外部講師の今戸先生とデジタルシティズンシップの学習をしたときの様子です。

10月30日土曜日、「GIGAフェス　2021』が、枚方市総合文化芸術センター小ホールで開催されました。本校のICT委員の3人がパネルディスカッションのパネラーとして出演しました。1列目は伏見枚方市長とゲストのパネラーの皆さん、2列目に本校ICT委員の3人と高校生が並びます。
枚方中学校の取り組みについて説明を求められたので、最初にICT委員長の中村大輝くんがマイクを取って説明してくれました。
1、枚方中学校のICT委員会は今年度からのスタートなので、活動内容が多く、自由に活動するために、生徒会の委員会活動から独立した組織として運営されています。ICT委員は各クラスから2名選出されて、各学年5クラスずつなので、合計30名で活動しています。普段は、情報活用チーム15名、情報モラルチーム15名に分かれて活動しています。
2、中村君が率いる情報活用チームでは、主にタブレットの使用するにあたり、困ったことがないか全校生徒にアンケートを取りました。タブレットを使えば、アンケートの集約はすぐにできました。

これから3年生はいよいよ進路決定の時期を迎えます。大変でしょうが、各自にとっての最高の進路を獲得してほしいものです。
4組と5組の様子です。

今日、3年生は実力テストを受けています。これから進路決定をしていくにあたって、重要な個人情報となるテストです。それがわかっているので、3年生は真剣にテストを受けています。写真は、1組、2組、3組の様子です。

前にお知らせしたGIGAフェス２０２１　の開催が明後日に迫りました。そこで放課後、本校生徒3人に校長室に集まってもらって、リモートで教育委員会、当日出演する中高生を繋いで打ち合わせをしました。
当日、枚方中学校の生徒はICT委員の活動をスライドで発表し、パネルディスカッションに参加します。会場は枚方市総合文化芸術センターです。当日会場で見たいと思う生徒・保護者は会場にお越しください。他にもいろんな催し物があります。詳しくはGIGAフェス2021のサイトをご覧ください。本当に楽しみですね。

興味を持つ企業のリストアップができたら、グループの代表は相談室から企業に電話をかけてアポを取ります。企業から断られる場合もありますが、それも勉強です。何件も電話をかけて対応してくれる企業を探します。電話のかけ方等のマナーや敬語の使い方もしっかりしていて、感心しました。

2年生の総合の時間です。以前にも書きましたが、コロナ感染拡大の影響で職業体験ができないので、職業学習を行っています。2年生はクラスの枠を取り払って、興味を持つ職業ごとにグループに分かれて、企業調べをしています。枚方市内の企業はアポを取ったうえで、生徒が企業を訪れて、職業と企業について聞きとりをします。枚方市外の企業は、電話・タブレットを使って、聞き取りをします。
下の写真はグループごとに興味を持つ企業のリストアップをしているところです。

枚方中学校と福岡県にある水族館マリンワールドをタブレットで繋いで行う1年生理科の特別授業の2回目です。水族館の方が「有明海の生物」「魚類の見分け方」「大水槽の魚類に餌を与える場面の動画」など、生徒とやり取りしながら説明してくれます。文字通り「生きた学習」ですね。生徒は熱心に見ていました。先週も書きましたが、タブレット・ICTは、学習の世界を本当に広げてくれます。

私事で恐縮ですが、今日私は本当にうれしいことがありました。かつての教え子たちが保護者になって、授業参観に参加してくれ、私に声をかけてくれたのです。みんな本当に素敵なお父さんやお母さんになっていると同時に、話をしていても堅実な経験を積んだ大人であることが分かり、こういうことを「教師冥利に尽きる」というのでしょう。かつての中学生がこのような育成を遂げていることで、日本の教育や社会も問題は抱えているが、捨てたものではないと思い、胸がいっぱいになりました。
現在の枚中生も、力強く我が道を歩み、将来社会で活躍する素適な大人になってもらいたいと、強く願います。
今日の保護者参観についてのご理解とご協力、本当にありがとうございました。

枚方中学校校長　山嵜　剛史

今日来校してくださった保護者の皆さん、授業や学校に対する感想、意見をお寄せください。また、見ていただいた授業について、家庭で話し合っていただければ幸いです。
上が3年3組理科の様子、真ん中が3年4組社会の様子、下が3年5組国語の様子です。

公私ともご多忙の中、保護者の皆さんは本当によく来校していただきました。感謝します。
上が3年1組数学の様子、真ん中と下が3年2組のそれぞれの英語少人数クラスの様子です。

生徒の皆さんは普段と変わらず、しっかり授業に取り組んでいます。
上は2年3組理科の実験の様子、真ん中が2年4・5組の男子体育の様子、下が2年4・5組の女子体育の様子です。

上と真ん中の写真は、それぞれ2年1組の英語少人数クラスです。下は2年2組の国語の様子です。

写真に映すわけにはいきませんが、教室の後ろや廊下から保護者の皆さんが見ておられました。
上が1年4組の数学、下が1年5組の国語の様子です。

今日は1日授業参観で、多くの保護者に来校していただきました。本当にありがとうございました。1日の授業の中で、各クラス1時間ずつ様子を載せます。
上から1年1組美術、真ん中が1年2・3組の男子体育、下が1年2・3組の女子体育の様子です。

上は3年2組の英語少人数授業の様子。小テストを行っています。真ん中は3年4組・5組の男子体育の様子です。体育館でバスケットボールをしています。下は3年4組・5組の女子体育の様子です。グランドでバスケットボールをしています。
さて、今年度、生徒の様子については、保護者に直接見ていただくことができませんでした。しかし、ようやく明日授業参観を実施することができます。1限から6限まで、1日中どの授業も参観していただけます。詳細は以前お配りした授業参観の案内状をご覧ください。併せてコロナ感染防止対策へのご協力をお願いします。
明日、できるだけ多くの保護者に授業を見ていただくよう希望します。学校・授業等へのご意見・ご感想も、ぜひお寄せください。

上は3年1組の音楽の授業の様子です。ギターの演奏をしています。真ん中は3年2組の英語少人数授業の様子です。電子教科書を使ってネイティブの発音を聞かせ、その後生徒が発音の練習をしています。下は3年3組の理科の授業です。各自いろんなパターンでジャンプし、力の伝わり方について考察します。

上から2年3組少人数英語の授業。最上級の構文について学習しています。真ん中は2年4組の家庭科の授業。タブレットを使って食物についての調べ学習をしています。下は2年5組の国語の授業。杜甫の漢詩について学んでいます。

上から2年1組国語の授業。漢詩の調べ学習をしています。真ん中は2年2組の社会の授業です。タブレット等を使って、「過疎」についての調べ学習をした後、班の代表が意見を述べています。下は2年3組の英語少人数の様子です。最上級の構文を学習しています。