最新更新日:2024/11/22
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校訓「人間尊重」   めざす生徒像:自ら学び、考え、行動する生徒  自他を尊重し、共感しあう生徒  健康・明朗で礼儀正しい生徒

令和6年度 始業式ー対面式ーオリエンテーション

満開となった桜に迎えられてのスタートとなりました。令和6年度は198名の新入生を迎え、全校生徒575名で新たな枚方中学校が始まります。
本校の校訓は「人間尊重」となっています。すべての人が平等に持つ権利を守るために、人権教育を基本に心理的安全性の高い学校・学級を目指します。生徒の皆さん一人ひとりが尊重される学校となるよう取り組んでまいります。

4月8日(月)新2・3年生が登校し、全校生徒そろっての始業式を行いました。
改めまして新2・3年生のみなさん、進級おめでとうございます!
始業式では校長から新しくなった学校教育目標について生徒に伝えました。

「自ら、気づく」
 みなさんには、分からないこと、知らないこと、解決していないことがたくさんあると思います。何が課題か、自ら問いを持つことを意識してください。
「自ら、考える」
 学校に来て授業を受けて知識を与えられるのを待つのではなく、何のために学んでいるのか、この学びは何に役に立つのか、考えていきましょう。
「自ら、動き出す。」
 課題について気づき、考えることで、解決策が見えてきたら、行動しましょう。
 例えば、SDGsをテーマに「海の豊かさを守ろう」について考えて、「魚を必要以上にとりすぎないようにしよう。」というだけでは目標は達成しません。その目標の実現のために自分は何ができるのかと「自分事」として行動することが大切です。
 始業式のあとは対面式が行われ、生徒会から新入生に対して歓迎の言葉と、学校生活上のアドバイスを話して、安心感を与えていました。

4月9日(火)は昼食、給食が始まり、5時間目には生徒会による新入生に向けてオリエンテーションを行いました。1年生は、先輩たちの丁寧な説明に聞き入っておりました。
 
枚方中学校 校長
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令和6年度 枚方中学校入学式を挙行いたしました。

天候にも恵まれ、無事に入学式を行うことができました。
新入生全員が決意に溢れた表情で入学式にのぞみ、
中学校生活の第一日を頑張りきりました。
素晴らしい姿を見せてくれました。
4月8日(月)からは全校生徒が揃ってのスタートとなります。

以下に入学式 校長 式辞を掲載いたします。

令和六年度 第五十五回枚方中学校入学式 式辞

新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。ようこそ枚方中学校へ。本校の校訓は「人間尊重」です。一人ひとりの人権を尊重することです。人権とは、人間が人間らしく生きていくための権利です。そしてこの権利はすべての人が等しく持っているものです。みなさんが自分の人生をよりよく生きていくためには、知識や経験が必要です。そのために学ぶ権利、教育をうける権利・人権があります。大人には、その教育をうけさせる義務があります。中学校は義務教育最後の3年間となります。この三年間の学びは、君たちが社会にでるために基礎的な力を身につける大切な期間です。このような自分の権利を主張するためには、他の人の権利を守る必要があります。そのため校訓として、ともに権利を尊重することとして人間尊重としています。

そして、本校の教育目標は、「自ら、気づき、考え、動き出す」です。今、正解が分からない時代、混迷の時代と言われています。人工知能AIの急速な発展により、人々の生活が劇的に変化しております。オンラインでの授業や仕事は当たり前のこととなっております。こんな世の中になるとは、数年前は想像できませんでした。3年後どうなっているのか予測が困難です。そのような社会を生き抜いていく力を君たちに身につけてほしいという願いから、この枚方中学校の先生たちが考えて、この教育目標としました。
「自ら、気づく」こと。きみたちには、何が課題となっているのか、自分で、気づく力が必要です。
次に「自ら、考える」です。課題について、どうやって解決するのかを考える必要があります。この時は、一人ではありません。みんなで考えましょう。先生たちも一緒になって考えます。答えが分からない問いに粘り強く取りくんでください。ここで、考えるだけで終わると、本当の力になりません。
「自ら行動する」です。考えたことを行動で実践していきましょう。社会に向けて発信することも大切です。それは社会をよくすることにつながるからです。なぜ、社会をよくすることが必要なのか。それは、みなさんひとり人がそもそも社会つくる一員だからです。
その社会について大きな問題が解決していません。世界では二つの戦争が行われ、多くの人の命が失われています。パレスチナでは、ミサイルなどの攻撃によるものだけでなく、食料や医薬品、電気の不足で病死や餓死する人がたくさんいます。つまり生存権や教育を受ける権利という人権が守られていない状態が続いています。
故南アフリカ共和国大統領ネルソンマンデラさんは、そのパレスチナのことを昔から心配していました。南アフリカ共和国とは、アフリカ州の一番南に位置する国で、以前は、人種で差別をする国でした。そのことがおかしいと気づいたマンデラさんは、人権が平等にある国を目指して、暴力という方法ではなく、考えて訴える行動にでました。しかし、警察に捕まり、20年以上も牢屋に入れられました。マンデラさんは自由になるまでの20年間考え続けました。世界中から人種差別をやめなさいと言われた南アフリカ共和国は、差別をやめることを決定して、マンデラさんは自由の身になりました。自由の身となり選挙によって大統領にえらばれたマンデラさんは大統領就任会見でこう言いました。
「パレスチナが自由にならない限り我々南アフリカ共和国の自由も達成しない。」
そしてさらに行動します。世界中を訪問して、自分の国だけでなくパレスチナが自由になることを訴えていきました。その思いはまだ達成していませんが、私までその言葉が届き、さらに君たちにも伝えています。確実にひろまっています。
このように、いきなり世界平和についてとはいいませんが、身の回りからよくしていく、そのような、自ら気づき、考え、行動できる人になってほしいと願っています。
そのために枚方中学校において、問いを持ち、調べ、分析し、発表などの行動をして新たな問いを見つけるという探究的な学びを通して、まずは自分自身を学びで磨いていってください。そして自分のことだけでなく、自分の身の回りを、社会をよくする人になってほしいと思います。枚方中学校の先生たちとともに頑張りましょう。

最後になりましたが、保護者のみなさま方、本日はお子様のご入学、誠におめでとうございます。教職員一同は力を合わせて、一人ひとりを大切にし、これから生きていくための力を育む教育を推進してまいりますので、ご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。
 新入生198名のこれからの活躍を心からお祈りしまして、わたくしの式辞といたします。

令和6年4月5日
枚方市立枚方中学校長 西村 英理

令和6年度 入学式の朝です

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本日、予定通り、枚方市立枚方中学校入学式を挙行いたします。
新入生にとって素晴らしい一日となるように努めてまいります。

皆さんおはようございます。申し遅れました校長の西村英理です。令和6年4月1日付で東香里小学校長より、ここ枚方中学校に赴任いたしました。前任の秋山哲快校長は枚方市立藤坂小学校長として転出いたしました。私自身、中学校長は初となりますが、もともと中学校教員であるため、これまでの経験を生かして、中学校教育、とりわけ現在求められている、未来を切り開く力を生徒達に育成することを目指して取り組んで行きますので、変わらぬご指導、ご鞭撻、をよろしくお願いいたします。

枚方中学校長
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枚方市立枚方中学校
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