３月２４日、令和２年度修了式を、今年は体育館に集合せずリモートで行いました。生徒たちはそれぞれの教室で静かに修了式を迎え、話を聴いていました。
振り返りますと、新型コロナウィルス感染症の影響で、これまで経験したことのない状況の中、長い長い休校期間を経て、６月より始まった令和２年度でした。授業数確保のため、夏季休業も短縮し、じっくり振り返る間もなく２学期に突入、規模を縮小しての体育祭や総合文化祭、加えて３年生は行程を変更しての修学旅行や７時間授業と、例年とは違うしんどさとストレスがあったかと思いますが、生徒たちは本当によくがんばってくれました。
これも、生徒だけでなく、保護者の方々が、新型コロナウイルスの脅威を真摯に受け止め、手洗い・うがい、マスク着用など感染防止を子どもたちとともに徹底していただいた成果だと考えています。保護者の皆様には、１年間、暖かく見守っていただきましたこと改めて感謝いたします。
学校では、全学年の生徒にタブレットが貸与され、ＩＣＴ活用を活用した授業づくりが加速していきます。
我々教職員一同、生徒たちの学ぶ意欲を引き出し、深い学びを支えることのできるよう、気を引き締めて令和３年度の始業式を迎えるべく準備を整えたいと思います。
結びに、新型コロナウイルス感染症の脅威は今しばらく継続する模様ですが、春休み、生徒たちが事故無く、健康で過ごし、元気な顔で始業式に臨むことのできますよう、各ご家庭におかれましても、ご協力宜しくお願いいたします。

【修了式の校長講話です】
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