地震避難訓練
- 公開日
- 2026/01/14
- 更新日
- 2026/01/14
学校の様子
阪神・淡路大震災から31年が経ちます。
私は当時、大阪市内でも大阪湾にある港町に住んでいました。
あの日の朝のことは鮮明に覚えています。
朝方何かを感じてふと目が覚めました。耳に入ってきたのはこれまでの人生で一度も聞いたことのない低い、まるで何かが大きな穴に吸い込まれていくようなゴーっという音です。突然、体が下から突き上げられ、宙に浮きました。落ちるや否やそのまま横に大きく揺さぶられ、立つこともはって進むこともできませんでした。訳もわからないまま布団を頭からかぶって縮こまっていました。
揺れが止まるまで、すごく長い時間に感じました。収まってからも何が起きたのか理解できず、逃げもせず、ただ、布団にくるまっていました。
父が下の階から呼ぶ声で我にかえり、家族揃って外に逃げ出しました。電気は止まっていて、家の中も暗く、いろいろなものが散乱しているのが、踏み付けることで確認できました。
外に出て、車に乗り込み、ラジオをつけました。しばらく車内にいて、太陽が出てから家に戻りました。電気が戻り、TVをつけて、何が起きたのか知りました。
もう一度、外の様子を見てみると、地面が割れて、茶色の水があちこちで吹き出していました。道路のアスファルトはでこぼこになっていました。大阪湾を挟んだ対岸を見て、空が黒い煙に覆われているのが見えました。父に聞き、街が燃えているとわかりました。
以上が、私が高校生の時に体験した阪神・淡路大震災の記憶です。
あれから31年経ちますが、いまだに「ゴー」という地鳴りの音が忘れられず、似たような音を聞くと、一瞬体が硬直します。
あの頃の私や社会は災害に対して、どこか他人事だという認識があったかもしれません。桜丘小学校の子どもたちは毎年行なっている避難訓練を我こととして受け止め、真剣に参加していると思います。
今日行った訓練は必ず、必ず役に立ちます。
人間は経験したことのない事態にはなかなかすぐに対応できません。
ですが、このような訓練を真剣に経験していれば、その時に体は勝手に動きます。
保護者の皆様、地域の皆様、枚方市の皆様も、ぜひ、ご家庭で災害が発生した時に実際にどうするか、訓練しておくことをお勧めします。一度でもやっておくと、いざというときに体が自然に動いてくれます。
今日の子どもたちの避難訓練は非常に静かに真剣に行えていました。