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学校日記

今日の授業のようす(3年生)

公開日
2023/12/14
更新日
2023/12/14

学校の様子

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 今日の4時間目に運動場から楽しそうな声が聞こえてきました。
 見に行ってみると3年生の子どもたちがボール運動をしていました。
 放課後に、子どもたちがボールを投げたり、蹴ったりできる場所も減り、年々ボールの投げ方や受け方がぎこちない子どもが増えてきている様に感じます。小学校で行っている全国の運動能力調査でも過去30年に比べてソフトボール投げの飛距離が特に高学年で減少しています。
 そんな中でいろいろなスポーツにおいて基礎的な動作になる「投げる」「受ける」を今日の授業では意識して取り組んでいました。
 最初にペアになった子どもたち。先生は「ノーバウンドで相手にボールを渡せるように」と言いました。ところがあるペアではボールを相手に届かせるために力一杯投げようとする子や、そもそもお互いの距離を取りすぎている子がいました。
 そこで先生は一旦集合をかけます。
 「みんなはこの授業は何をするために行っているのでしたか?」「最終的にポートボールをするためですね。」「ポートボールをするには相手とボールをスムーズにやり取りすることが必要ですね。」「今日の目当ては何でしたか?」「ボールを相手にキャッチしてもらうことですね。」「相手が受け取れるボールを投げることがまず第一ですね。」と確認しました。
 再びペアに分かれて練習再開。
 子どもたちはしっかりと自分の投げる力と相手の投げる力を考えつつ、距離を取ったり、力加減したりして投げる、受けるの練習に取り組んでいました。
 ただ漫然と練習に取り組むより、こうした声かけの一つひとつで子どもの成長をより加速させることができます。子どもたちは新しいことに取り組む時、悩みながら取り組みます。そこに先生から「方向性」を示してあげることで、今取り組んでいることの先にあるものと、過去学んだこととの繋がりを意識して取り組める様になります。考えながら取り組むことは成長を加速します。子どもたちの良い学びの場面でした。