今日の授業のようす(4年生)
- 公開日
- 2024/04/23
- 更新日
- 2024/04/23
学校の様子
今日の4時間目に4年生の教室を見に行きました。
今日は算数の授業です。
前の大型モニターに映された教科書をみんなで見ながら先生が「いやー4月ですねー海の季節ですねー」と一芝居打つと、子どもたたちが「えー」と即反応します。確かに教科書には4月なのに夏のようなの写真が・・・ブラジルのリオデジャネイロの様子でした。ですがその横には神戸の様子も。春の感じでした。
では神戸とリオでは月毎の気温の変化はどうなっているのかなーという話から、子ども達はすでに習っている棒グラフが登場します。棒グラフで示された神戸の気温の変化を見た後、先生から折れ線グラフで書かれた神戸の気温の変化が示されます。
先生は「この折れ線グラフですが、これまで習ってきた棒グラフと比べてどんなところが良い点か、考えてみましょう。周りの人と話し合ってもいいですよ。」と声をかけました。
子ども達はしばらくグラフを見つめたあと、立ち上がって近くの子の席に行く子、4人ぐらいで机をくっつけて班を作り、話し合いを始める子、長い時間一人で考えて、時間ギリギリに話し合いの輪に入る子など、自分で思考のプロセスを選んで活動していました。
この後、折れ線グラフのすばらしい点をみんなで共有した後、今日のめあて「折れ線グラフを読み取れるようになろう」とみんなで再確認していました。途中、折れ線グラフの数値を読み取る時に大型モニターでかなり拡大して写せていたのでとてもわかりやすいです。便利ですね。
子ども達が授業の中で何か一つでも自分で選択する場面を作ってあげることが、昨日も別の先生が言っていましたが子どもを「自立した学習者」へと育てていくのだと感じる授業でした。