今日の授業のようす(1年生)
- 公開日
- 2024/09/20
- 更新日
- 2024/09/20
学校の様子
今日の2時間目に1年生の教室を見に行きました。
国語の授業で、「サラダでげんき」の単元を学習していました。
音読の練習では、登場する役になりきって仕草もつけて取り組みました。
ありの役の人たちは「ぞろぞろ」感を出すために一列に並んで登場しました。
いいなぁと感じたのは、みんなの前で役を演じた人に対して先生が「どの人のどんなところが良かったと思いますか?」と質問すると、たくさんの手が上がり、「スズメさんのちゅちゅしている感じが出ていて良かったです」や「犬さんの飛び込んできている感じが出ていて面白かったです。」などお友達の良かった点をしっかりと見て、言えたところです。
自分の考えや演技を人前で披露したりするのは勇気がいりますよね。
昨今は、どこかで誰かが発言した内容が即座にSNSなどで配信され、世界中のいろいろな人がそれに対し即座に反応する場面も多く見かけます。その反応は「肯定的な反応」もあれば「否定的な反応」もあります。一つの考えに対して様々な意見があるのはいいことだと思います。
ただ、世界中の人が見聞きできるツールを使うということは、文化的な背景や宗教、国の歴史が異なる様々な人々に自分の考えを聞かせることになるということも知っておく必要があると思います。自分としては人を傷つけるつもりのない一言も、聞く人によってはとても嫌な気持ちになる一言かもしれません。インターネット上に限ったことではないですが、自分の発言には慎重になる必要がありますね。
今日、1年生の国語の授業で、先生が「サラダでげんき」と書くところを「サラダでんき」と書き間違えていました。子どもからの指摘で書き直しましたが、子どもからは「間違ってるー」「あかんやーん」と冗談まじりの声が・・・そんな中何人かの子が「しゃーないしゃーない」「間違いは誰にでもあるよー」と声をかけました。そしてみんなが「そーやなー」という雰囲気になりました。インターネットが社会が浸透しつつある今、私たちに求められているのはこのような「寛容さ」かもしれません。今日も子どもたちに大切なことを教わりました。