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学校日記

今日の授業のようす(2年)

公開日
2025/06/25
更新日
2025/06/25

学校の様子

 今日は学級通信のご紹介です。

 以下抜粋です。


 今日は、道徳の時間に「ひかり小学校のじまんはね」という題材を使って授業をしました。みんなで桜丘小学校の自慢について考えていきました。普段は、子どもたちの考えを、僕が黒板に書いて視覚的に考えらえるようにしているのですが、今日は、黒板をみんなに書いてもらいました。それぞれが思う桜丘小学校の自慢を黒板いっぱいに書き出します。「運動場が広い」「給食がおいしい」など、普段自分たちが感じていることがやっぱり自慢なようです。その中で、教師として嬉しいものもあって、「先生がおもしろい」「授業が楽しい」など、こういうものも子どもにとっては自慢になるんですよね。たくさん出し合ったあとは、みんなに今日の授業で感じたこと、考えたこと、これからのことなどを振り返ってもらいました。みんな素敵なことを書いていたのですが、その中でも特に素敵なものをいくつか紹介します。

「学校の自慢だけじゃなくて、友だちの自慢できることも伝えたいです。」「これからもみんなが優しいクラスを作っていきたいです。」「私は、みんながいるだけで嬉しいです。」「みんなと学校の自慢を考えたら学校がもっと好きになりました。」などなど

夏休みまであと1ヶ月を切りました。梅雨ってなんだっけ?となるくらいもうすでに夏が近づいていますが、熱中症などに気をつけて、これからも優しいクラスを作っていきます。


 以上です。
 担任の先生が何を大切にクラス経営をしているかがこういったときによく見えます。黒板に書かれたものを見てみると、おもしろい(ちなみに「校長先生が」という子もいました。フフフ😁)という子が多いです。担任の先生は子どもたちが「学校っておもろいとこやなぁ」と感じてくれることを重視しているんだなと思います。
 さらに言うと、「優しい」と言うワードも見えてきます。そこには「先生が」「上の学年が」「みんなが」と書かれています。さらにさらに「みんなといるだけで嬉しい」なんて考える子もいます。
 たまたま近しい年に生まれて、たまたま同じ地区で生活して、たまたま同じ小学校の同じ学級になった、「偶然に偶然が重なって結びつけられた集団」である学級では、価値観の違いや性格の違い、得意不得意の違いなど、さまざまな「違い」を内包して存在しています。だから、トラブルが起きないわけないです。必ずトラブルは起きます。トラブルが起きた時にどういう振る舞いをするのか、同じようなトラブルが起きないようにするには自分のどこを変えていくべきかなどを学習することが大切ですし、そういった体験の積み重ねによってメンバーは人に「やさしく」なり、学級は「おもろい」場所になっていくんじゃないでしょうか。このクラスは今、そこに向かって着実に進んでいます。
 みんながおもろく生活するためには、「人にやさしく」あることが第一歩なのでは?
 それは我々大人にも当てはまると思います。