香陽小 学校日記

9月24日(水)5年生 沖縄について学ぶ 〜平和学習〜

公開日
2025/09/25
更新日
2025/09/25

学校の様子

 5年生は、社会科の国土についての学習から拡げ、沖縄について学びを深めてきました。沖縄を語る上で欠くことができないことが戦争についてです。

 担任の先生の「戦争の悲惨さを忘れないためにできることを考える。」という問いに対し、子どもたちは今までの学習も踏まえながら一生懸命考えていました。

 

 「僕の思うことは、少ないかもしれませんが、そのことについて詳しく考えたりできると、悲惨さを忘れないためにできることかもしれません。6年生での修学旅行は、戦争の悲惨さを忘れないためにできることのひとつだと思います。」

 「学校でみんなと戦争の知ってることを言い合う時間をもつ。」


 子どもの振り返りを読んで、「火垂るの墓」の原作者である野坂昭如さんの言葉を思い出しました。

  戦争は嫌だ。戦争は決してしてはいけない。

  君たちに同じ思いをさせたくない。

  君たちが大人になる頃、戦争を経験したぼくたちはもういないだろう。

  この本を読んで、戦争を考えてください。

  戦争について、喋り合ってください。喋り合うことが大事です。

  そして、ここに書かれなかった戦争の真実を、君たちの力で自分のものにしてください。

                           2006年 野坂昭如

 

 子どもたちと平和や戦争について考え、話す時間を大切にしていきたいという思いが強くなった、5年生の学ぶ姿でした。