全校児童へのメッセージ
- 公開日
- 2023/11/15
- 更新日
- 2023/11/15
学校の様子
昨日の児童集会で「校長先生から」として全校児童にメッセージを送っています。内容は「人に嫌な思いをさせる、させるかもしれない言動をなくしていこう」というものです。児童会まつりを控え、異学年交流に向けて、少し気になっていることを伝えました。
毎年、四月の始業式で子どもたちに「校長先生はできるだけみんなと仲よく、いつもニコニコで接したいけれど、ひとつだけ見逃せない行為があります。そんな行為が見られる時には、本気で指導します。他の先生方も同じです。」と宣言しています。それが他の人に嫌な思いをさせないということです。
授業中や休み時間にみんなの様子を見ていると、時々、少し強い言い方や、からかうような言動が見られます。集団生活の中にはよくある光景なのかもしれませんが、大切なのは「これは大丈夫なのかな?」と相手の気持ちを思い計る習慣を身につけることではないでしょうか。
以前、研修で弁護士の先生から「大きないじめの事件などで加害者に聞き取りをすると、そのほとんどが『遊びのつもりだった』『そんなつもりじゃなかった』と述べます」と聞いたことがあります。
昨日の集会では「遊びでも」「つもりじゃなくても」許されないことがあるんだよ、と念を押しました。誰もが安心して生活できる小学校を目指して、これからも子どもたちと共に考えていきたいと思います。
ぜひご家庭でも子どもたちにお話いただければと思いますので、ご協力をお願いいたします。