3月10日(金)「ぽーち」モデル運用について(お礼)
- 公開日
- 2023/03/11
- 更新日
- 2023/03/11
お知らせ・緊急連絡
教育委員会より「ぼーちのモデル運用の終了及び子ども一人ひとりに応じた支援・指導の充実に向けた取組みのご協力(お礼)」についてお知らせがありました。ご確認ください。
枚方市教育委員会より
平素は、枚方市の教育活動の推進にご理解と、ご協力いただきありがとうございます。
標記の件につきまして、令和4年(2022年)6月〜令和5年(2023年)2月にかけて、児童・生徒を対象に、タブレット端末を活用した、子どもが発するサインを逃さない仕組みづくりとして、子どもがより相談しやすくなる体制を整備し、さまざまな子どもの課題について、未然防止、早期発見、早期解決するための一助にするため「ぽーち(仮)」[(株)NTTデータ関西 社製]のモデル運用を行ってまいりました。
つきましては、下記のとおり、モデル運用の結果をお知らせするとともに、ご理解・ご協力頂きましたことにつきまして、感謝申し上げます。
1.【ぽーち(仮)の概要】
〇児童の日々の気持ちの可視化
・その日の気持ちを選択し、タブレット端末に登録、児童による日々の気持ちの振り返り等。
〇教職員による児童の気持ちの変化の見守り
・教職員が可視化された児童の心情の変化を把握、各々に応じた支援の実現等。
〇タブレット端末を活用した学校外の大人への相談(SNS相談)
・枚方市教育委員会及び市の福祉機関の資格等を持った相談員が対応。
2.モデル運用の結果について(児童・生徒へのアンケートより)
(1)気持ちの可視化
【肯定的】
○先生に気持ちを知ってもらえることで、より理解してもらえた。
○気持ちを発信するだけで、気が楽になった。
【否定的】
○自分の気持ちを5つの中から選択することに困った。
○あまり、ほかの人に自分のことを知ってもらいたいと思わなかった。
(2)SNS相談
【肯定的】
○普段、人には相談できないようなことが相談できた。
○詳しく対処法を教えてくれたので、頑張ろうという気持ちになれた。
【否定的】
○自分の思ったような答えが返ってこなくて残念だった。
○返信が遅かった。また、17時半以降は相談できなくてガッカリした。
3.今後の取組について
「ぽーち(仮)」[(株)NTTデータ関西 社製]の運用につきましては、令和5年度(2023年度)中に、枚方市内全小中学校の児童・生徒に対象を広げて実施予定です。今回得られたモデル運用の結果をもとに、「子ども一人ひとりに応じた支援・指導の充実」に向けた取組のさらなる充実を図ってまいります。