オミクロンを正しく知りましょう
- 公開日
- 2022/01/21
- 更新日
- 2022/01/21
お知らせ・緊急連絡
変異ウイルス「オミクロン株」の市中感染(感染源が不明)が各地で確認されています。デルタ株などに比べて感染力が非常に強いと言われており、枚方市内でも次々感染が確認されています。
国立感染症研究所の研究暫定報告によると、観察10日目までにアルファ株症例の97.4%が発症するのに対して、オミクロン株症例では99.2%が発症、さらに観察7日目までに94.5%が発症すると推定されています。ただし、この実地疫学調査は潜伏期間を過小評価している可能性もあり、必ずしも100%正しいとは言えませんが、国が待機期間を14日から10日に短縮したことはこの研究からもうなずけます。
ただし、厚生労働省によると、大勢で集まることは避けるとともに、「身体的距離の確保」「マスク着用」「手洗い」「こまめな換気」など、これまで通りの基本的な感染対策の徹底が有効とのことです。また、少しでも「風邪かな?」と思うような症状があれば、受診や検査を受けるよう、多くの自治体が訴えています。
正しい感染対策と、過度に恐れ、SNS等での根拠のない情報や誤った情報、悪意のある情報などに惑わされ、人の心を傷つけるような行為に至ることのないよう、このような時こそ、一人ひとりの人権を大切にできるよう心がけましょう。