10月3日(金)6校時 生徒集会
- 公開日
- 2025/10/03
- 更新日
- 2025/10/03
学校生活の様子
・校長あいさつ
皆さんこんにちは。
先日の文化祭では各クラスの合唱やブラスバンド部の演奏、多くの展示など、すばらしい取り組みが見られました。間をあけることなく、早速今月の23日の体育祭に向けて、準備が進んでいると思います。今度は団対抗になるので、先輩と後輩など3学年が協力して取組む姿が見られることを期待しています。
さて、先日、秋の交通安全週間で先生方が登校時に通学路に立って、皆さんへ交通安全を促したり、おはようの声かけを行いました。
また、その少し前には、生活委員の皆さんによる、朝のあいさつ運動が行われました。皆さんは登校時から、しっかりとあいさつを交わすことができていますが、今日は、あいさつにまつわる出来事を少しお伝えしたいと思います。
一つ目は、うつくしいあいさつについてです。
生活委員の皆さんによる朝のあいさつ運動が行われていた時に、一人、すばらしいあいさつをしている生活委員の女子生徒を見つけました。
その生徒は、校門前で、しっかりと姿勢を正して立ち、登校してきた生徒一人ひとりに対して、笑顔でしっかりと頭を下げてあいさつをしていました。その所作がとてもうつくしく見え、心を込めてあいさつをしていることが感じられました。
日常生活の中で、いつもこのようにきっちりとあいさつをすることはできないかもしれませんが、授業の始まりや終わりの座礼などに取り入れることで、授業に対する集中力も高まるかと思います。
二つ目は、元気をもらえるあいさつについてです。
毎朝、皆さんと校門前であいさつを交わしていると、保護者の皆さんともあいさつを交わすことがあります。その中で、小さいお子さんを自転車の後ろに乗せて、校門前を通られる保護者の方がおられます。そのお子さんが私に対して、元気なあいさつをしてくれます。私も思わず、元気な声で「おはよう」と声が出ます。そして、自然に「おはよう」の後に「いってらっしゃい」や「気をつけてね」などの声が続いて出ます。あいさつの後に、何か一言添えることで、自分自身にも元気な力がもらえるように感じました。皆さんの間であいさつを交わす時にも、前向きな一言を添えることで、お互いがさらに元気になれるかと思います。
三つ目は、あいさつからやる気を高めることです。
この話は、私が、以前勤めていた学校での出来事です。その学校には、大学を卒業して、教員1年目の先生がいました。その先生は、いろんなことに自信がもてないようでしたが、その先生を励ます先輩の先生がいました。先輩の先生の声かけやアドバイスなどで、新任の先生も少しずつ自信をもてるようになっていきました。しかし、次の年、その先輩の先生が他の学校へ転勤になりました。新任の先生は、すごく落ち込んでいるようでしたが、しばらくすると、少し明るい表情が見られるようになってきました。私はその理由を聞くと、毎朝の通勤時に、時々、その先輩の先生とすれ違うことがあるそうです。その時は、一瞬ですが、先輩の先生からぱっと手を上げて、「おはよう、がんばれよ」とか「おはよう、元気」などの声をかけてもらえるそうです。落ち込んだり、元気がない時でも、声をかけてもらえた日は、前向きな気持ちで頑張れることができたといっていました。その新任の先生も今では、立派なベテランの教員になり、ていねいに後輩を指導していると聞きました。
このように、何気ないあいさつが生きる力につながることがあります。これからもあいさつを大切にしてほしいと思います。これで今日の話を終わります。
・生徒指導主事あいさつ
文化祭の講評(よく協力して取り組んだ 自信をもつこと)
体育祭に向けて(みんなで頑張ること 応援に力を入れる 全力で練習に取り組む)
教育相談に係るアンケートについて
・生徒会役員あいさつ
生徒会役員からの最後のあいさつがありました。
貴重な経験ができたこと、自分が成長できたこと、大変だったが楽しかったこと、中学校生活の宝物になったことなどが述べられました。
・表彰
先ほど、ブログで紹介しました賞状の表彰を行いました。おめでとうございます!