11月21日(金)2校時 1年5組 体育(女子)
- 公開日
- 2025/11/21
- 更新日
- 2025/11/21
学校生活の様子
+5
マット運動の授業です。
今日は、①準備運動(ランニング、ラジオ体操第一、腹筋運動、腕立て伏せ、ストレッチ)
②身体おこし、ブリッジ
③前転、開脚前転、後転、開脚後転
④側方倒立前転の説明、練習
⑤伸膝後転の説明、練習
⑥まとめの練習
⑦振り返り
の順で授業が行われました。
写真は、上から「集合、授業の説明」「ランニング」「ラジオ体操第一、腹筋運動、腕立て伏せ、ストレッチ」「身体おこし、ブリッジ、前転、後転」「側方倒立前転の説明」「側方倒立前転の練習」「伸膝後転の説明、練習」「側方倒立前転の練習(個別指導)です。
この授業は、私(校長)が50分間、授業を見学しましたので、以下の通り、講評を記載します。
◎気づいたところ
①授業の冒頭ついて
・チャイム着席が定着している。 ・授業の冒頭に本時のめあて、活動内容の説明が明確に行われていた。
②準備運動について
・準備運動がルーティーンワークとして定着している。
ランニング、ラジオ体操第一、腹筋運動、腕立て伏せ、ストレッチ
・特に本時に行うマット運動でつかう身体の部位については、意識して、ストレッチを行わせていた。
(開脚による前屈運動⇒開脚前転、開脚後転等で活用 首のストレッチ⇒前転、後転等で活用)
合わせて、側方倒立回転で負担のかかる手首等のストレッチも入れておくとよい。
・静的なストレッチを行った後に、背中を丸めて起き上がる動きやブリッジなど、マット運動で行う動きの一部を動的なストレッチとして取り入れていた。⇒怪我の防止や正しい動きを意識することができる。
③基礎種目の説明、練習について(前転、開脚前転、後転、開脚後転)
・ポイントやキーワードとなる具体的な指示がほしい。
前転及び開脚前転では、行う前に動きをスムーズの行うための指示や具体的に動作を示すことが必要。
後転及び開脚後転では、多くのキーワードが示されていた。「背中を丸める」「あごをひく」「ボールになる」「地面をける」など また、膝を抱えて具体的な動きなども示していた。
※言葉によるキーワード 身体をつかったポイントの提示を行う⇒小さな意識が動きを大きく変える
④側方倒立回転について
・生徒をつかって説明を行うことで、生徒の興味を高め、集中して聞かせることができる。
・キーワードとして、「前を向くこと」「膝、腰を伸ばす」「一直線で回転する」などを示していた。
具体的にマットのどの位置にどのような向きに手をつくのか(手の形も示す)など、より細部に
渡る説明を行うことで、生徒に具体的なイメージを持たせることができる。
※特に動きの初動部分の動きは大切で、うまく入ることで、その後の動きもスムーズに行うことができるので、初動部分は、より細かい指示が必要である。
・練習では、運動中の生徒間の接触を避けるために、2枚のマットの間隔を広げて行うことで、1枚のマットに二人(2枚のマットで四人)同時に安全に行うことができる。
・技の完成までの段階的なポイントをより具体的に示してはどうか。
「左右の手の位置」⇒「左右の足の着地の位置」⇒「足をより高く、腰を伸ばす」など、自分がどの
段階であるのかを意識させ、次のステップに向かわせる。生徒を手本に、具体的な動きを見せてもよい。
⑤伸膝後転について
・生徒をつかって、段階ごとにていねいな説明が行われていた。(意識するポイントがわかりやすかった)
「膝を伸ばして前屈」⇒「手をつく」(つきかたを具体に示した)⇒「尻をつく」⇒「両手を首の横に持ってくる」⇒「両手でマットを押し出して、身体を起こす」
⑥まとめの練習(最後の5分間)
・側方倒立回転の基礎練習を行う箇所を設定し、教員がていねいに個別指導をしていた。多くの生徒が指導を受けていたので、もう一枚、マットを用意すると休むことなく、同時に練習することができる。
・他の4か所も種目ごとに行うマットを決めると、さらに練習が円滑に行え、練習量を増やすことができる。
⑦振り返りシートの記入
・段階的な練習のプロセスがわかりやすく、毎時間の振り返りも記入しやすい内容になっている。
◎まとめ
・ていねいな説明と生徒との円滑な関係づくりにより、多くの活動が行われていた。
・さらに授業規律を高め、生徒のモチベーションアップを図ってほしい。