学校日記

12月3日(水)2校時 支援学級

公開日
2025/12/03
更新日
2025/12/03

学校生活の様子

冒頭にカードトークを行いました。


カードを引いて、お題に対して、自分の考えを述べていきます。


「マンションと一戸建てはどちらがいいか」など、ユニークな質問が多く出ました。


また、生徒が自由に質問できる、オリジナル質問もあり、楽しい交流の時間になりました。


その後は、個別課題に取り組みました。


この時間は、私(校長)が50分間、授業を見学しましたので、以下の通り、講評を記載します。


A教諭について

◎きづいたところ

1.カードトークについて

・交流:活動が定着し、円滑に活動が進んでいた。発表者への質問などもあり、楽しい様子が見られた。

・工夫:カードにはないオリジナル質問などの工夫があり、生徒が発表に困らないような配慮があった。

・サポート:発表に困ったり、うまくまとめられない時など、教員が最小限の声かけでサポートしていた。

2.個別指導について

①肯定的な声かけ

・「そう」「それで正解」「これもいけるのでは」など、肯定的な声かけや今後の方向性を示す声かけが多く見られた。(例)生徒が「比例定数を出す」⇒教員が肯定する⇒今後の方向性を示す(自尊感情の向上)

②わかりやすいポイントの提示

・一つ一つの課題について、ホワイトボードを使って、ポイントをわかりやすく説明していた。

(例)比例、反比例の違いのポイントを示す⇒問題に取り組ませる⇒会話のやり取り⇒反比例を理解する。

③生徒による自己解決

・(生徒の素朴な疑問⇒「そう」肯定的な声かけ⇒次のポイントの提示)=この循環で生徒が自己解決

④集中力維持のための工夫

・時折、雑談(風邪の予防、卒業研究の取組、双曲線はフリーハンドがよい、後輩に伝えることなど)を交えて、気分転換を図り、生徒の集中力を維持させていた。(生徒は、積極的に課題に向き合っていた。)

⑤進路について

・教員自身の経験談も交えて、進路に向けて考える時間をつくるなど、学習意欲を高めさせていた。



B教諭について

◎きづいたところ

1.カードトークについて

・交流:活動が定着し、円滑に活動が進んでいた。発表者への質問などもあり、楽しい様子が見られた。

・工夫:カードにはないオリジナル質問などの工夫があり、生徒が発表に困らないような配慮があった。

・サポート:発表に困ったり、うまくまとめられない時など、教員が最小限の声かけでサポートしていた。

2.個別指導について

①寄り添う視点

・生徒の横に座り、生徒と同じ視点で課題を見ることで、生徒目線に立つことができている。

・生徒の取組む様子をじっくりと見ることで、得意不得意やつまづきやすいポイントなどを把握していた。

②ていねいな指導

・生徒の取組を見て、その都度、適切なアドバイスをしていた。

・生徒が取組方法を見出せず困った時は、すぐには指導をせず、じっくりと考えさせてから、必要最小限のアドバイスをしていた。

(例)必要なポイントを一つだけ示す。取組のプロセスを振り返らせ、つまづいたポイントに戻らせる。

③生徒による自己解決

・最後は、生徒自身で課題解決をさせたり、自分で解答を確認させるなど、生徒の自主的な取組をサポートする形で対応が行われていた。結果として、生徒の達成感や自尊感情を高めることができる。