12月9日(火)4校時 支援学級 研究授業
- 公開日
- 2025/12/09
- 更新日
- 2025/12/09
学校生活の様子
新聞を活用して、衣服などを作ります。
生徒の皆さんと教員が協力し、スーツや武将の衣服などに挑戦しました。
チームで一つのことに取り組む(協同的な学び)、完成した衣服について講評を述べる(振り返りの視点)ことで学びを深めることができました。
この時間は、私(校長)が50分間、授業を見学しましたので、以下の通り講評を記載します。
◎きづいたところ
・チャイム着席が定着している。
・授業の目標が明確に示されている。
「チームで協力してひとつのものを作り上げることができる」⇒協働的な学びの視点
「完成した衣装の工夫した点を発表できる」⇒振り返りの視点
・新聞を活用して、衣装を作らせる視点がすばらしい⇒斬新な視点で達成感を味わうことができる。
・コミュニケーション力育成の視点で、グループ分けは仲の良い者同士ではなく、くじで決めていた。
・生徒の興味関心を尊重し、生徒が作りたいものについて、うまくサポートが行われていた。
「スーツ」「メイド」「武士」など ⇒ 取組のプロセスごとに生徒の興味を高めさせる声かけが見られた。
・生徒間で役割を決めさせ、ゴールに向けて、支援学級担任がうまくサポートをしていた。
・支援学級担任のサポートを受けながらも課題を完成させることができた。⇒生徒は思った以上の出来の良さに満足感をもっていた。
・完成後に振り返りをさせていた。
アピールポイント、苦労した点なども振り返らせることで、成果と課題について自覚させていた。
・多くの生徒と教員が一同に会して取り組みを進めることで、集団としての達成感も味わうことができた。
△教員のサポートと生徒の自己解決のバランスをさらに工夫し、生徒の自己解決の取り組みを増やすことでさらに生徒の自信や自尊感情を高めることができると感じた。
◎まとめ
・斬新な教材の設定と共同的な学びで、生徒も教員も多くの気づきを得ることができた。