6月18日(水)3校時 3年1組 社会
- 公開日
- 2025/06/18
- 更新日
- 2025/06/18
学校生活の様子
「時差練習問題(初級・中級・上級・超級)」の取り組みです。
この授業は、私(校長)が50分間、授業見学をしました。
以下の通り、講評を記載します。
◎気づいたところ
・チャイム着席が定着している。
①時差練習問題の説明について
・初級、中級、上級、超級の4段階のレベルが示されてあり、「まずは初級に取り組んでみる」など、個々の課題に応じて、目標を設定して取り組むことができる。
・初級、中級を先に取り組ませ、完成させた者に上級、超級の学習プリントを取りに行かせるなど、一つ一つ課題をクリアすることを大切にしている。(昨年度の振り返りも行うことができる)
・初級、中級、上級までを定期テストに出題することを事前に伝えることで、学習意欲を高めていた。
②時差練習問題の取組について
・自由に学習に取り組む環境を設定したので、いろんな学習スタイルが見られた。
一人学習(33%)、2人ペア学習(28%)、グループ学習(39%)
わからない点や疑問点などがあると、自由に移動して、交流する様子も見られた。
・生徒間の交流では、「教え合い」「内容の確認」「疑問点の出し合い」など、活発な交流が行われた。
・教員もていねいに机間指導を行い、全員の生徒に声をかけていた。
・生徒から、教員や他の生徒に対して「教えて」という積極的な声かけも多く見られた。
・最初は、やや集中力に欠ける様子も見られたが、少しずつ、交流が活発になっていった。
③教員の説明
・生徒の取組の様子を見た教員から、生徒がつまづいている点や押さえてほしいポイントなどが全体に示された。
・教員の説明は、取組のプロセスを確認しながら、ていねいに進められ、特に解法のポイントとして、下記の点が伝えられた。
「0度を中心にもってくる」→「ずらす」
「もどす」「進める」
※キーワードを示すことで、押さえたい点がより明確になった。
④時差練習問題の取組について(再開)
・上記の教員からの説明を受けて、個々の取組や交流がより活発になった。
・学習プリント以外にもノートにポイントを記入するなど、各自が工夫して取り組む様子が見られた。
・教員からの生徒への声かけと、生徒から教員への質問などが、より活発になった。
・教員は、一人一人の生徒の進捗状況をよく見て、同じ生徒に時間を空けて何度も声をかけていた。
生徒の取組のプロセスや課題解決の様子を見て、その都度アドバイスをしたり、賞賛の声かけをしていた。
(生徒のモチベーションアップにつながる)
⑤授業のまとめと次の時間へのアプローチ
・本時のポイントをまとめて説明し、次の時間の取組や定期テストにむけたアドバイスが行われていた。
◎まとめ
・昨年度から、ホワイトボードを活用した交流活動を行っていたので、生徒間での交流の基盤ができている。