学校日記

(1年生)平和レポートが市役所別館に展示されています。

公開日
2021/03/15
更新日
2021/03/15

お知らせ・緊急連絡

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今日より1年生が冬休みの宿題として取組んだ「平和レポート」を枚方市役所の別館1階ロビーにて展示しています。期間は3月24日までです。展示時間は午前9時〜午後5時30分 土日は閉庁となります。各クラス数点ずつの展示となりますが、お時間があればぜひお立ち寄りください。

今回は、3月1日の「ひらかた平和の日」記念事業の1つとして展示していただいているものですが、3月1日が「ひらかた平和の日」となった経過について紹介します。
昭和14年(1939年)3月1日、当時枚方市にあった陸軍の禁野火薬庫が大爆発を起こし、約700人もの方が死傷しました。
また、大爆発が発生した日から15年後の昭和29年(1954年)3月1日に日本の漁船「第五福竜丸」がビキニ環礁でアメリカ軍が行った水爆実験で被ばくしました。
この二つの大惨事を風化させず市民一人ひとりが平和の大切さと平和への貢献について考える日として、平成元年(1989年)に3月1日を「枚方市平和の日」に制定し、枚方市平和の日記念事業としてさまざまな平和啓発事業を実施することになりました。

当然ながら、在校するすべての生徒が、当時の戦争を経験していませんが、この平和レポートの取組で様々なことを学んだり、感じたり、考えたりすることが出来たと思います。
今、私たちが当たり前に感じていることが、当たり前でなかった時代があったこと。また、今現在も世界中には、様々な理由はあるかもしれませんが、戦争等により、住む場所も奪われ、今日食べるものも十分でなく、病気になっても十分な処置をしてもらうこともできない、そんな人々がたくさんいること。
そして、自分に関係がないから何もしないということで済ませてしまえば、いつまでも解決はしないし、自分の周りにも同じことが起きる原因を残してしまうことにもつながってしまうのではないか・・・そんな気もします。
1人1人ができる事は限られるかもしれませんが、それぞれの立場で平和を考え、世界の課題を解決するために、自分ができることを考えていく。そんな国際感覚を身につけていきたいですね。