1年1・2組数学科の授業(7月12日)
- 公開日
- 2023/07/12
- 更新日
- 2023/07/12
お知らせ・緊急連絡
1年1組と2組の数学科の授業では「自由進度学習」に挑戦しています。現行の学習指導要領には「令和の日本型学校教育」とあります。この言葉からは『日本はいつまで「昭和の授業(一斉授業)」をやっているのか?!』と提起されているともとれます。令和の授業は「個別最適な学び」と「協働的な学び」の実践が求められています。「個別最適な学び」は「学習の個性化」と「指導の個別化」の実践とも言われます。多様化が進む令和の時代にふさわしい、学習者(生徒)の個性(スタイル)に合わせた学び方、学習者の需要(ニーズ)に合わせた指導方法を実践することを全国の教員は模索中です。その一つの答えとして、系統性の強い教科の特性を勘案し、数学科の授業の一部で「自由進度学習」にチャレンジしています。例えるならば、教習所の技能習得です。「通常走行」ができたら「S字クランク」にステップアップするのと同く、習得スピードが人によって様々であることを踏まえて進めていく授業です。一人1台端末が配備されたからこそできるスタイルでもあります。教員が作った動画を自分のペースで繰り返し閲覧し、解き方を学びます。教員が作った板書ノート(静止画)を見ながらノートも作成します。自力で解けるか問題を解きます。わからないときは解説動画や解説ノートを手がかりにしても良し。クラスメイトや教員に聞いても良し。習得した者は「習得のコツ」を伝えることでさらに学者の定着が進みます。問題を作成する生徒(自ら問いを探す)も出てきます。まさに「自立した学習者」です。こうして訓練していくことで自学自習力も身についてくれることを期待します。。