学校日記

7月28日(水) 9時 招提中学校区 小中一貫 夏季研修

公開日
2021/07/28
更新日
2021/07/28

学校の様子

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 招提中学校、招提小学校、平野小学校の3校の教職員が招提中に集まり、招提中学校区の夏季研修会を実施しました。
 この日は7〜9名を一班とし、9つの班に分かれて、講演と交流を行いました。
 講演は、「多様な課題をもつ児童生徒への支援及び保護者との関係構築について」をテーマに、梅花女子大学 心理学科 伊丹 昌一教授を講師にビデオ視聴による講演を行いました。その後、班ごとに講演や日々の教育活動などについての交流を行いました。近くにいても日頃、なかなか会うことのできない教職員がざっくばらんに肩の力をぬいて、活発な意見交流ができました。
 今回の研修会を通して、今後の招提中学校区の取り組みが深まっていきそうです。  
 日々、子どもたちの活動に活かしていければと考えます。

〇招提中学校 校長 あいさつ
 みなさん、おはようございます。招提中学校 校長の森 隆裕です。
 今日は、お集りいただき、ありがとうございます。
 本来ですと、皆さんと直接、顔を合わせて、お話させていただきたかったのですが、新型コロナウイルス感染症の対策のため、このような形でのあいさつとなりました。
 招提中学校区の招提小学校、平野小学校、招提中学校の3校がきめ細かな連携を図り、子どもたちのために9年間を通した一貫性のある教育活動を行うことは大切なことですが、昨年度は、新型コロナウイルス感染症の影響により、このように集まって研修をもつことはできませんでした。今回も全体で集まることはできませんが、9つの班に分かれて、講演を聞いていただき、その後、じっくりと交流の場を持てればと考えています。
 今、学校現場には、学校全体が荒れるというより、多くの課題を抱えて、個別の対応を強いられるケースが増えてきていると感じています。今回の講演テーマにあります「多様な課題をもつ児童生徒への支援及び保護者との関係構築について」の通り、個々へのていねいで継続した対応が必要となります。講演を聞いていただき、その後、3校が共通して取り組む方法が見いだせればと考えています。
 また、せっかくの機会ですので、日頃の学校生活や困っていることなどを、ざっくばらんに交流できたらと考えています。小中一貫、小中連携において、大切なことは、日常的に気軽に交流できる関係をつくることにあると思います。今回の研修会の取り組みが単発に終わることなく、まずは、先生方のお顔を憶えていただき、今後、肩の力をぬいて相談しあえる関係が構築できたらと思います。
 それでは、本日の講師であります、梅花女子大学  心理学科 教授 伊丹 昌一先生をご紹介いたします。伊丹先生には、直接来校をお願いしましたが、非常にお忙しい方で、今回、このようにビデオによる研修となったことにつきまして、ご理解をいただきたいと思います。
 伊丹先生は、大阪府立高校や特別支援学校で勤務され、平成14年には兵庫教育大学で修士号を取得されました。平成23年度まで大阪府教育センター支援教育研究室長を歴任され、現在は梅花女子大学にて教鞭をとられています。また学校の巡回相談、特別支援コーディネーターとしても活躍しておられます。研究分野は、「特別支援教育」、「発達障害者への支援」、「障害のある子どもの保護者支援」、「心理アセスメント」等で、たくさんの書籍も出されています。
 先日、枚方市主催の研修会においてもご講演をされ、今までも多くの学校でもお話されています。
 今日は、伊丹先生から、講演のテーマであります「多様な課題をもつ児童生徒への支援及び保護者との関係構築」について、わかりやすく、具体的なお話をいただけると思います。
 また、児童生徒や保護者を元気にするだけでなく、私たちが元気になることで、その笑顔を児童生徒に伝えることの大切さや、みんなが元気に笑顔で学校生活を送れる方法についてもお話をいただけると思います。
 それでは、長時間になりますが、どうぞよろしくお願いいたします。