学校日記

2月4日(金)8:30 生徒集会(放送)

公開日
2022/02/04
更新日
2022/02/04

学校の様子

 生徒会長や環境委員長の話の後、校長講話、新着任教員の紹介、生徒指導主事講話を行いました。

◎校長講話
 皆さん、おはようございます。早いもので3学期が始まり、4週間が経ちました。
 新型コロナウイルス感染症のオミクロン株の蔓延でリモート授業が始まり、2学期当初と同じように学校と自宅とで分かれて、授業を行う形になりました。また、全国的にも感染者が増加し、不安な中で生活していると思います。
 しかし、日頃から言っていることですが、マスクの着用、消毒、ソーシャルディスタンスの確保、黙食など、最大限の安全対策をとり、学習や自分の行うべきことに全力をそそいでほしいと思います。考えるだけではなく、何ができるのかを具体的な行動にうつしてほしいと思います。

 さて、今日も生徒会本部役員の皆さんの元気なあいさつの中、はつらつとした姿で登校してくる皆さんを見ることができました。
 昼間の明るい時間も長くなり、クラブ活動を終えて下校する時間帯でも、比較的明るい中、帰宅できるようになってきたと思います。
 そんな中、朝の時間帯だけでなく、夕方の完全下校の時間の少し前からも、たくさんの先生方が校門付近で、帰宅する皆さんに「さようなら」「気をつけて」などの声をかけています。皆さんのあいさつも一日の活動を終えた満足感からか、朝のあいさつより、少し元気があるように思います。中には、きっちりと頭を下げてあいさつしてくれる人や、軟式野球部の皆さんなどは、帽子をとって、あいさつをしてくれます。そのような姿を見ていると、心の中で、「また、明日元気に登校してください」という気持ちが自然に生まれてきます。
 あいさつで始まり、あいさつで終わる、充実した学校生活がこれからも続くことを願って います。
 
 さて、3年生は、いよいよ私立高校などの入試が1週間以内に迫ってきました。その中で受験者を対象に面接練習が始まっています。私も面接官として、受験者の皆さんとやり取りをしていますが、その姿を見ていて感じたことがありました。
 それは、一人ひとりの進路は違いますが、それぞれの進路や夢に向かって真剣に取り組んでいる姿勢が身体からにじみ出ていることです。
 答えにつまったり、すぐに答えられないことなどもありますが、最後までねばり強く、考えて、答えようとする意欲が感じられます。
 受験をする人は、面接に向けて、こんな質問がきたら、このように答えようと、あらかじめ練習をしていると思います。その時間は、自分を見つめなおすための貴重な時間にもなります。

 私が受験生の皆さんに質問したこととして、例えば、
1.本校を志望した理由を教えてください。
2.高校に入学したら、どんなことに取り組んでいきたいですか。
3.中学校生活で頑張ったことは、どんなことですか。
4.将来の夢を教えてください。
5.自分の長所は、どんなところですか。
6.自分の短所は、どんなところですか。
7.最近のニュースの中で、印象に残ったことを教えてください。
などがありますが、このような質問は、面接試験だけのものではなく、今までの自分の生活を振り返り、これから、どのように進んでいくのかを整理するためにも役立つものです。
 受験対策だけでなく、この機会に自分を振り返って、これからの行動を具体化させてほしいと思います。面接試験がない人も、入試の書類などに自分の抱負などを記入する欄などがあると思います。改めて自分を振り返る時間をとってほしいと思います。

 さて、1月31日(月)の放課後には、美術室で、美術部の展示会が行われました。
 美術部の展示を見るのは、文化祭以来ですが、今回は、美術部の単独開催になりました。会場のレイアウトにも工夫があり、会場全体が一つの展示物のように感じました。
 一つひとつの作品を見ていると、作品をつくった人が、好きなことを楽しみながら、ていねいに仕上げたことが感じ取れました。楽しみながらも妥協をせず、最後まで作品に向き合い、突き詰めて取り組んだことがわかりました。
 この楽しむ心が何事にも大切ではないでしょうか。
 私たちの生活の中でも、小さくても楽しめるものを見つけて、生活を充実させてほしいと思います。

 また、コロナ禍の中で、いろんな行事が中止や延期になっていますが、残念ながら、招提小と平野小の6年生の皆さんを対象にした、招提中でのクラブ見学会も中止になりました。
 しかし、1月23日(日)に招提中で行われました、新入生の制服採寸と物品販売の日には、会場の音楽室の前に各クラブで作成したクラブ紹介のポスターを貼ってもらい、多くの方に見ていただくことができました。
 このポスターは、招提小と平野小でも掲示してもらえるので、クラブ活動の様子や皆さんのメッセージなどを伝えることができます。招提中のクラブ活動を楽しみにして、入学してくる新入生を迎え入れてほしいと思います。

 最後に、今のコロナ禍の様子は、今後、どのようになっていくのか、予想のつかない 状況にあります。
 その中でも、引き続き、最大限の安全対策を行い、日々できることに全力をそそいで、皆さんの中学校生活を大切にしてほしいと思います。

◎生徒指導主事講話
 早いもので、3学期が始まって1か月が過ぎようとしています。3年生は卒業式まで登校する日は今日を入れて20日あまり、1,2年生は30日しかありません。
 いつも時間を有意義に過ごしましょうと言っているのですが、特に3年生は来週の木曜日、金曜日は私立入試、3月には公立入試も控えているので、後悔をしないようにしっかりとした準備をしておきましょう。1,2年生も月末には学年末テストがありますのでしっかりとした準備をして臨みましょう。よく「有終の美を飾る」と言われますが、有終とは最後までやり遂げるという意味で、全体として、最後の締めくくりの場面で見事な成果を挙げるということです。3年生に限らず、みんなが今の学年をしっかりとした姿で終えて欲しいと思います。
 
 さて、 生徒のみなさん、友人関係はうまくいっていますか?学校というのは多くの人と共同生活する場所です。そこではお互いの事を尊重し、仲良く生活するように努力しないといけません。相手のことを馬鹿にしたり、からかったり、相手が嫌がることをしたりして傷つけてはいけないということは何度も注意喚起してきました。今一度自分がそういうことをしていないか振り返ってください。もし思い当たることがあれば、いますぐになくすようにしてください。
 
 来週から2月末までにどの学年でも学期に一度の生活アンケートを行います。今学期になって嫌な思いをしていないか、または昨年度から引き続き嫌な思いをしていないか、また周囲の友人で嫌な思いをしている人がいないか等を聞きますので、ちゃんと答えてください。

  • 158917.jpg

https://hirakata.schoolweb.ne.jp/2720032/blog_img/35317607?tm=20241212114859