最新更新日:2024/07/05
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5月24日(水)校内研究全体会を行いました!〜先生も学び続けています〜

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本校では、昨年度まで3年間続けてきた国語科から今年度算数科に研究教科を変え、校内研究を進めています。


今年度の研究主題は、

「自らの考えをもち、伝え合い、高め合う児童の育成〜互いの考えに納得し、自ら学びに向かう姿をめざして〜」

です。

今日は、講師に教育アドバイザー 川北章史 氏を招へいし、講義・演習を行っていただきました。

川北先生は、寝屋川市の小学校の元校長先生で、大阪府教育センターで教育指導員として6年間勤務され、府内の小中学校の算数・数学教育への指導助言を行ってこられました。
また、大阪府公立小学校算数教育研究会(府算研)の副会長、北河内算数教育研究会(河北算研)の会長も務めてこられました。

校長が教育委員会で指導主事をしていた頃の研究同人で、一緒に教員向けの「算数授業づくり研修」をつくったり、府内の小中学校の授業参観・指導助言に一緒に行ったりと大変お世話になってきた先生です!


今日は、本校の授業改善に向けて、ワーク(演習)の時間もたっぷり取り入れていただきながら、「今求められる算数科の授業づくり」についてお話いただきました。
(肝心の校長は出張のため、久しぶりの川北先生のお話を伺うことができず、無念…)

この会には、田口山幼稚園からも園長先生をはじめ3名の先生の参加がありました。
「なぜ、算数の研修に幼稚園の先生が?」と思われるかもしれません。

今、幼稚園教育では、「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」を意識しながら日々指導にあたっておられます。
(ただし、この姿は、到達すべき目標ではありません。また、それぞれを個別に取り出して指導していくものでもありません)

10の姿の中には、
「数量や図形、標識や文字などへの関心・感覚」
があり、

「遊びや生活の中で、数量や図形,標識や文字などに親しむ体験を重ねたり、標識や文字の役割に気付いたりし、自らの必要感に基づきこれらを活用し、興味や関心、感覚をもつようになる。」

と示されています。



「小学校は幼稚園に学び、幼稚園は小学校に学ぶ。」
こういった往還を確立し、子どもたちの「生きる力」の育成に向けて、これからもタッグを組んでいきたいと思います。


次回の校内研究全体会は、
6月21日(水)の研究授業(6年生)


それまでの間、算数の授業はほぼ毎日あります。
また、幼稚園でも遊びの中で「数や形への芽生え」が見られるようなシーンは、いっぱいあることでしょう。

今日、川北先生からご指導いただいた内容を踏まえ、研究授業を行う学年はもちろんのこと、そうでない学年も含めて、毎日の授業改善を一層進めていくとともに、幼児教育とのつながりについて幼稚園とも情報共有を密にし、互いに切磋琢磨してまいります!


【参考】
一人一人のよさを 未来へつなぐ  ― 学校教育のはじまりとしての幼稚園教育 ―(文科省WEBページ)
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/youchien/1422302.htm
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