空気が穏やかで快晴のお天気のもと、第四中学校で成人の日の式典が行われました。
今年はコロナの関係で、来賓の方々の数をかなり絞り、
お祝いのあいさつもご遠慮いただくことになりました。
これまでお世話になった地域の方々をお招きできないのはとても寂しいことです。
市長、市議会議長のビデオメッセージの後
(今日市長は渚西中学校に行かれているそうです)は、
四中ブラスバンド部によるお祝いの演奏がありました。
(残念ながらこれもビデオ。でも、)荘厳で立派な演奏でしたよ。
新成人の中にも、指を叩き体を揺らしながら聴く方が何人かいました。
懐かしく思ったのでしょうね。
最後は、新成人代表の加藤さんにる、謝辞と決意のスピーチがありました。
(生のスピーチはこの方だけ)
このスピーチが素晴らしかった。ずっと聞き入ってしまいました。
その後の来賓方の感想でもそう言われていたので、多くの方が同じ感想をもったことでしょう。
それにこの方、中低音の声が良い。何か心地よいのです。
落ち着いた大物感があり、決意表明に説得力がありました。
あまりに立派だったのでどうやって選ばれたのかお聞きすると、
四中校長先生いわく、
代々生徒会役員(会長さんなど)が務められているそうです。
卒業から8年後、こんな立派なスピーチができる方が本校卒業生から出たらなんと嬉しいことだろうかとしみじみ感じたところです。
会場の新成人方は、とてもスマートでした。
意外と言っては失礼ですが、ピンと張り詰めた緊張感の中、しっかり静聴されていました。
お人によっては、会場で静かに誰かの言葉を聞く機会はこれが最後かもしれません。
コロナの短縮バージョンの式典になったのはとても残念なことですが、
市議会議長がスピーチされていたように、新成人方には、
逆境をプラスに変えていく、そんな力強さがあるのではないかと感じた成人祭でした。