小学校生活最後の運動会でした。5年間の成長には目覚ましいものがあります。
　大人になると特にその一年一年の大切さに気付かされます。

　6年学年団の先生方も子ども達へ大きな拍手が。
　会場もとても気持ちよく6年生の後ろ姿を送りました。

　やり切った子ども達の表情を見ると、大変心が胸があつくなります。

　微妙な動きが重なって、時間のずれがあって、そして、一人ひとりが一生懸命だからこそ、このシーンができあがりました。
　そろうと、美しさが生まれます。
　美しさは、人の心を動かします。
　美しさは、お花のようなもの。
　美しさは、見る人の心を楽しくさせます。

　意図的に、そろえると、美しさとなって、人の心を動かします。
　私たち、人間だからこそ、なし得る研ぎ澄まされた五感があるからできること。

　そろうと、ただただ美しい。
　一つの形が点だとすると、色んな形である点が集まれば1つの美しい線になってくる。

　そろえることは、対話を通して、なし得ること。

　そろえるためには、
　先生に見てもらい、自分達で話し合って、意識してきた。

　縦と横をそろえてみる。

　先生に指導され、行動する。
　しかし、最後は、更に自分で気づいて、自ら行動しなければ、いいものができあがらないことに気づいた。

相手に気付き、相手のために自分から行動する。

相手によりそい。

　相手を思いやり。

　組み立て体操はじまりました。
　自分との向き合い。

　6年生最後の運動会！
　ダンスから始まり、そして、組み立て体操へ。
　少ない時間の中で、練習しました。

　6年生、自分達で考えたダンスの披露がまずありました。
　ダンスって踊ることが難しい人もいたかもしれません。ですが、今回は参加できなくても、その気持ちを大事にして次につなげてくださいね。
　無理だと言われている山に登る人がいるように、冒険心はいつからでも湧いてきます。それからでも遅くありません。
　ダンスを披露してくれた人、ありがとう。かっこよかったです。

　そして、戻ってきた時にはみなさんの協力が必要なジャンプをこなしてもらわなくてはなりませんでした。

　5年生の台風の目は、勝ちたい！という思いで挑みます。
　しかし、勝つためには、一緒にいる3人のメンバーの走る速さ、そして、ポジションにおける役割をみんなで話し合ってわかり合う必要があります。

　天にいるミルク様（弥勒菩薩（みろくぼさつ）のことだそうです）へ、みんなの祈りが届いたのではないでしょうか。

　天を仰ぎ、天に太鼓の音を轟かせ、天に届けよとかける声。
　一つひとの動きもたいそう複雑なのですが、動きを覚えたんですね。
　みんなよりも先に練習してきた選抜隊の4年生も頑張りました。