児童朝会
- 公開日
- 2021/01/19
- 更新日
- 2021/01/19
学校の様子
1月19日(火)の児童朝会はオンラインで行いました。
今日は、保健委員会からのクイズやお知らせがあったので、保健室から生放送しました。
音声がきちんと届いていなかったクラスがあったようなので、校長講話を以下に掲載します。
みなさん、おはようございます。
今日(きょう)はみなさん一人一人(ひとりひとり)にくばられたタブレットのお話(はなし)をします。
校長(こうちょう)先生(せんせい)は、タブレットは、火(ひ)、炎(ほのお)みたいだなと思(おも)っています。
昔(むかし)昔(むかし)、人間(にんげん)はほかの動物(どうぶつ)は使(つか)うことのできない、火(ひ)を扱(あつか)うことができるようになりました。
火(ひ)を使(つか)うと寒(さむ)さを防(ふせ)ぐことができます。食(た)べるときも火(ひ)を使(つか)うことで、お腹(なか)をこわすこともなくなり、いろいろなものを安全(あんぜん)にしかもおいしく食(た)べることができるようになりました。
今(いま)では人間(にんげん)にとって、火(ひ)のない生活(せいかつ)なんて考(かんが)えられなくなりました。でも、一歩(いっぽ)使(つか)い方(かた)を間違(まちが)えると、とたんに火傷(やけど)をしたり、火事(かじ)になってしまったりすることもあります。
みなさんが今(いま)、手(て)にしているタブレットも同(おな)じで、正(ただ)しく使(つか)えば、色々(いろいろ)なことをすぐに調(しら)べたり、写真(しゃしん)や文字(もじ)で記録(きろく)に残(のこ)したり、離(はな)れた場所(ばしょ)にいる人(ひと)とも交流(こうりゅう)できたりする、魔法(まほう)の道具(どうぐ)になります。ただ、間違(まちが)った使(つか)い方(かた)をすると、人(ひと)を傷(きず)つけたり、自分(じぶん)も怖(こわ)い思(おも)いをしたりすることにつながってしまいます。
また、火(ひ)があっても、あえて使(つか)わずに野菜(やさい)を生(なま)のまま食(た)べたり、新鮮(しんせん)なお魚(さかな)を刺身(さしみ)で食(た)べたりするときがあるように、タブレットがあっても、自分(じぶん)の手(て)で紙(かみ)に文字(もじ)を書(か)いたり、友達(ともだち)と直接(ちょくせつ)会(あ)っておしゃべりしたりする方(ほう)がいい場合(ばあい)もあります。
タブレットはひとつの道具(どうぐ)なので、どんなときに使(つか)えばより勉強(べんきょう)しやすいのかということについても、みんなと一緒(いっしょ)に考(かんが)えながら使(つか)っていってほしいなと思(おも)います。
タブレットは校長(こうちょう)先生(せんせい)が子(こ)どものころには、まだ影(かげ)も形(かたち)もなかったものです。みなさんの未来(みらい)にも役立(やくだ)つ素敵(すてき)な道具(どうぐ)なので、どうぞ大切(たいせつ)に使(つか)ってください。これで、お話(はなし)を終(お)わります。