オンライン情報モラル研修 その1
- 公開日
- 2022/02/10
- 更新日
- 2022/02/10
学校の様子
教育ネットの方に「共に学ぶ ネット社会を生きる力」と題して、オンライン情報モラル研修を行っていただきました。
これは、2学期にさだ小の全児童・全保護者にやっていただいたネットアンケートをもとに、さだ小学校のネットに関する傾向性を説明していただき、今後の方策を提案していただくものです。
さだ小学校の分析結果として、
◆「インターネットで知り合った人がいる」「インターネットで知り合った人に実際に会いに行ったことがある」の項目では、市内平均を上回った学年もある。
◆「過去1年間以内で使ったことがあるインターネットのサービスを教えてください」「過去1年以内でお子さまが使ったことがあると思われるインターネットのサービスを教えてください」の項目において、児童と保護者の間に大きく差のある学年がある。
とのことでした。
今、【デジタル・シティズンシップ教育】の推進が求められています。
【デジタル・シティズンシップ教育】とは、「情報技術の利用における適切で責任ある行動規範」をさします。テクノロジーに関する倫理的・文化的・社会的問題を理解し、責任を持って、かつポジティブにそれを利用するための規範です。
ネットとの付き合い方が問題視されていたり、不適切なネット利用が学校外で行われているなど、子どもたちの抱える課題は欧米と日本で大きくは変わりません。欧米で推進されている【デジタル・シティズンシップ】では情報機器の利用を制限しても問題解決につながらないという考えを前提としています。
【デジタル・シティズンシップ】は定まった行動規範やルールを教えて徹底するのではなく、行動の善悪を自分で判断できる力を身につけさせることを目的としています。
今の小学生は、進学先や社会人になったときに、個人の端末を持ち、「i Filter」などのセキュリティがない端末と付き合うことになります。つまり「なんでもできる」状態です。その時に「自分で状況を判断できる」ようになってほしいと考えています。