(研修報告)子どもたち、地域、保護者、教職員のウェルビーイングをめざして
- 公開日
- 2026/07/30
- 更新日
- 2026/07/30
学校の様子
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今回の研修では、武蔵野大学ウェルビーイング学部の浦谷 裕樹 准教授をお迎えし、「教職員と子どものウェルビーイングを実現する組織づくり」をテーマにお話しいただきました。
■ なぜ今「ウェルビーイング」なのか?
研究データによると、幸福感の高いスタッフは「創造性が3倍」「生産性が31%高い」「欠勤率や離職率が大きく低下する」といった明確な成果が出ているそうです。教職員自身が幸せで満たされていることが、結果として質の高い教育活動や子どもの笑顔につながるのだと改めて実感しました。
■ 「幸せ」は感染する!?
研修の中で特に印象的だったのが、イエール大学のクリスタキス教授らによる「ネットワーク分析」のお話です。データ分析のグラフが示す通り、「幸せは周囲に伝染する(幸せな人の友達は幸せになる)」という事実。学校という組織において、まずは私たち管理職や教職員が前向きで豊かな気持ちでいることが、学校全体に良い波及効果を生む鍵となります。
また、幸福感を高める要素として、
・「ありがとう因子」(つながりと感謝:日常の小さなことに感謝する・親切にする) ・「なんとかなる因子」(前向きと楽観:自己受容・細かいことを気にしすぎない)
といった具体的な心の持ちようについても学びを深めました。
■ 全国の先進事例とワークショップ
セミナー後半では、実践的な取り組みについても紹介されました。
・学校経営にウェルビーイングを取り入れ、子どもや教員の満足度
・学力向上を達成した公立小学校の事例
・毎朝「ごきげん言葉(感謝や肯定的な言葉)」を声に出してクラスの雰囲気を高める学級づくりの事例
研修の最後にはタブレットを活用し、参加者同士で「居場所づくり」「心理的安全性の確保」「働き方改革」など、明日から学校で実践できる具体的な工夫について活発な意見交換を行いました。
■ おわりに
今回の学びを胸に、教職員一人ひとりが生き生きと働ける「心理的安全性の高い職場」を作り、子どもたちが毎日笑顔で通える、ウェルビーイングにあふれた学校づくりを推進してまいります。
