コロナ禍の中始まった令和２年度が、本日をもって終了します。
年度当初は、まず、遅れた授業をどうするべきか？　
そして例年行ってきた各行事の取り組みは？　
消毒は？　
給食や掃除は？　
子ども達に感染させないために、私達は何をする必要があるのか？　
考えなければならないことが、とても多かったのと、消毒をはじめとする作業量の多さに、毎日ヘトヘトになっていました。
見えないコロナに怯えながらも、私達は、とにかく前に進むしかありませんでした。

１年が経った今、ウイズコロナの時代に、どのように対応していけば良いのか、少しずつ分かってきました。
校内でのマスク着用や、手洗い・消毒を徹底すること、給食時は黙って食べること等を子ども達に指導すれば、ほぼ通常の学習活動ができることも分かってきました。
今でも、全員が揃う集会などは不可能ですが、代わりにタブレットを使ったオンライン集会で、十分に対応できます。
移動時間が省略できるので、かえって時間短縮に繋がりました。

そのタブレットが、市から導入されたことで、学習スタイルも大きく変わりました。
まだまだ、タブレット使用上の課題は残っていますが、効果的に使うことで、子ども達の学習を更に充実させることができると思っています。

「挑戦の先には、成功か、学びしかない」
今年の卒業式で、私が卒業生に伝えた言葉です。何かに取り組んで上手くいかなかったとしても、失敗したとは思っていません。
次に繋がる学びを得たと思っています。

この間、保護者の皆様・地域の皆様には、様々、ご協力いただきましたこと、心より御礼申し上げます。
学校は１年で一番忙しい時期を迎えます。新年度が始まる前に、異動もありますし、様々な片付けも残っています。
来年度、子ども達が登校してくる前までには、準備万端整えて、また新たな気持ちでスタートする香里小学校でありたいと思っています。
皆様、今年１年間、お世話になりました。
本当にありがとうございました。