なぜ勉強しなければいけないの・・?
- 公開日
- 2025/12/18
- 更新日
- 2025/12/18
校長のひとりごと
これは、教師としては一生付きまとう命題でもあります。
ある日ふとネットの記事の中で興味深い内容を見つけたので引用します。
「『母が息子に言った深すぎる勉強の本当の意味』
何で勉強なんかしなきゃいけないの?
という質問に教師の母が机にコップを置いてこう答えた
「算数」を学べば、この中に200mlの水があるというように、数字で“見える”ようになり
「理科」を学べば、この水は水素と酸素からできていることが知れる
「社会」を学べば、この水がどこから来たのかがわかり、そして世界にはこのきれいな水を飲むことができない人たちがいることを知れる
「美術」を学べば、この水の反射を綺麗に描く事ができるようになるし
「音楽」を学べば、同じコップでも水の量で音を変えられることにも気付ける
「技術」を学べば、このコップがどんな素材でなぜ漏れないかがわかり、人の“創造”の凄さを知ることができる
「保健体育」を学べば、この水が体にどれだけ大切なのか健康を支える命の正体が見えてくる
「道徳」を学べば、この水を誰かと分け合うことの大切さを学べて、思いやりの心が育つ
「国語」を学べば、今私が話した“全部の意味”を“正しく”理解できるようになる
「英語」を学べば、この話を世界中の人と分かち合えるようになる
「哲学」を学べば、この話に何の意味があるのか考えられるようになる
でももし、何も学ばなかったらこのコップの中にあるのは「ただの水」で終わる
だから勉強するの
この世界をただ見ているだけの人生で終わらせない為に
『余命半年の教師の母が息子に言った「深すぎる」勉強の本当の意味』より」
実は、校長先生が教員採用試験に挑んだ20年以上前、面接でこの内容のことを聞かれました。この時の校長先生がこの話を知っていれば・・当時はなんて答えたかな・・覚えています笑
「なぜ勉強をしないといけないの?」の答えにはいろいろな角度や考えがあります。裏を返せば正解なんてないということでもあります。
また、なぜ勉強しないといけないのシリーズを更新してみたいと思います。
そして何か自分なりの答えがある人はぜひ教えてください。