いろいろな学習のあり方が・・・(8/22(金)校内研修)
- 公開日
- 2025/08/23
- 更新日
- 2025/08/23
学校の様子
1人1台配付のタブレットに、「Canva」というアプリが入っています。
これまでも、子ども達は、タブレットを活用して学習を進めてきているのですが、さらに学習のあり方、授業のあり方に広がりを持ち、子ども達が、ひとりでも、仲間といっしょでも、学習内容を深めていくことができるツールの1つです。
例えば、「俳句を作ろう」という活動をした場合に、リアルタイムで互いの作品を見合うことができます。俳句づくりが難しいなぁという子どもは、仲間が作っている俳句を参考にすることができます。「見られた」「真似された」等、こういうことは問題ではありません。むしろ、互いに高め合っていくために必要な学習形態です。(→協働・共同的な学び)
また、cloud上での活動ですので、同じ教室内でいる必要もありません。ある子どもはなかよし学級で、また、ある子どもは自分の家でと、同じ場所にいなくても、仲間と一緒に活動ができます。もちろん、Canvaを使っての場合等、いつでもどこでもできるということではありませんが。。。
どの教科でもそうですが、正解を話す、書くことだけがすべてではありません。答えを導き出す、作品を作り上げていく過程で、子ども達が、何を目標にして、どのような方法で、どう考えた(作った)のかと、「過程」が重要です。こういった一連の取り組みや活動を通して、子ども達は、思考力や判断力、表現力とともに社会性や忍耐力等を総合的に身につけていきます。
えんぴつでノートに書く、みんなで模造紙にまとめていくなど、アナログな活動も大切です。
これからは、アナログとデジタルのどちらを選んで、どう活用するのか、子ども1人ひとりが自分の学びのために選択・決定して取り組んでいく姿勢も育んでいきます。これは、学校だけでなく、家庭や地域でも同様です。単に「答え」を与えるだけでなく、どうしたいのか、どうするのかを子ども自身に考えさせ、課題や問題を解決する経験や体験を大切にしていきましょう。
いよいよ2学期が始まります。