先週の金曜日ですが、体育館で児童集会がありました。

　この日は６年生の修学旅行の報告がメインです。

　６年生は修学旅行で学んだことや感じたことをスライドで見せながら全校児童にお話ししてくれました。

　みんなで「はばたけ折り鶴」を合唱しました。

　平和への想いが十分に伝わってくるいい時間だったなと思いました。

　子どもたちの身の回りにもたくさんの「争い」はあります。

　その一つひとつを注意深く解決していく力と経験を学校生活で身につけて欲しいと思います。

　私たちはその手助けをしていきたいと思います。

　皆様にお願いしたいのは子どもたちの「平和」を維持し、大切にする心を育てる指導もやはり学校だけではできないと言うことです。

　例えば、各ご家庭で子どもたちはゲームをしたりすると思います。それがオフラインであれ、オンラインであれ、年齢制限に適合したものでしょうか？

　多くの子どもがゲーム機やスマホ、タブレットなどを自由に使える環境にあるかと思いますが、子どもたちはゲームやインターネットの世界には詳しくても、そこに潜むリスクには詳しくありません。絶対的な生活の経験値が我々大人に比べて少ないからです。そこは大人がしっかりと管理してあげなければ思わぬ争いに巻き込まれる可能性があります。そしてその部分に関しては各ご家庭での管理、指導をお願いしています。

　情報モラルやデジタルシチズンシップに関しては学年に応じた指導を学校でも行なっていますが、個人個人のゲーム機やスマホの利用や管理については保護者の方にしっかりと見ていただきたいと思います。「自分の子どもとはいえ、個人のことだから何をしているかまで見るのも…」という考えもあるかと思いますが、勝手に見るのではなく、一緒に管理する。それはゲーム機やスマホに限らず、危険性の伴う道具を使わせる際に必要なことだと思います。

　学校、家庭、地域がお互い補完し合って、子どもたちの指導を行なっていけたらいいなと考えています。