学校日記

RESPECTion!

公開日
2026/07/10
更新日
2026/07/10

学校の様子

 近年、スポーツ界ではアスリートに対するSNS上での誹謗中傷やハラスメントが大きな社会問題となっています。これを受けて始まった「RESPECTion!(リスペクション)」という取り組みがあります。「Respect(敬意)」と「Action(行動)」を組み合わせた言葉で、アスリートの挑戦や努力を尊重し、具体的な行動につなげていこうという運動です。そこには、「結果だけで人を評価しない」「失敗を責めるのではなく挑戦を応援する」「競技者の前に一人の人間がいることを忘れない」という大切なメッセージが込められています。

 この考え方は、学校現場にもそのまま当てはまるものだと考えております。

 「アスリートの先に一人の人間がいる」というリスペクションの考え方と同様に、本校では「子どもの先に一人の人間がいる」という視点を大切にしています。教職員から子どもたちへの指導においても、結果や失敗だけで評価するのではなく、努力や挑戦の過程に目を向け、その人格と尊厳を尊重することを心掛けています。指導は行いますが、それは「叱責」ではなく、「改善への助言」です。

 さらには同じことが教職員にも言えると思います。本校の教職員も日々、子どもたちの成長のために知恵を絞り、全力で教育活動に取り組んでいます。

 しかし、残念ながら全国的には、市民や地域、保護者の方などからの教職員に対する一方的な誹謗中傷や過度な要求、さらには年齢、性別、容姿への中傷など、一人の人間としての尊厳を傷つけるような言動が課題となるケースも見られます。言うまでもなく、相手の人格や尊厳を傷つける行為や伝え方は、どのような理由があっても決して許されるものではありません。

 アスリートの挑戦を尊重する「リスペクション」の精神と同様に、私たちは教育に携わる教職員の専門性や努力、そして何より一人の人間としての尊厳を守る必要があると考えております。そのため、教職員に対する誹謗中傷やハラスメント行為に対しましては、子どもたちの安心・安全な教育環境を守るためにも、容認することはいたしません。

 子どもたちの手本となるべき大人の姿として、私たちが互いを尊重し、支え合い、挑戦を励まし合う文化を見せていくことこそが、子どもたちの安心感や健やかな成長につながります。

 このブログでも、常日頃からリスペクトについては取り上げることが多いですが、リスペクトを言葉だけで終わらせるのではなく、お互いに行動に移していく。そんなあたたかい学校を地域、保護者の皆様と共に築いていきたいと考えております。

 もちろんのことですが、学校をより良くするための建設的なご意見やご指摘には、今後も真摯に耳を傾け、改善に努めてまいります。

 どうぞご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。


 写真は今日の休み時間に学校を巡回した時のものです。

 1年生の男の子が「朝顔の枯れた花を集めてん。お家で水入れて色水作んねん。図書室の本で調べてん!」と嬉しそうに見せてくれました。お家で色水ができた時のその子の驚きと嬉しさ満点の顔が目に浮かびます。
 子どもたちは今日も充実した学校生活を送っています。