今日の授業のようす(4年生)
- 公開日
- 2024/06/20
- 更新日
- 2024/06/20
学校の様子
今日は4年3組で校内研究授業を行いました。校内研究授業とは、教職員の授業力向上のために毎年テーマを決めて授業研究を行うものです。今年の桜丘小学校のテーマは「ふりかえりや自己選択場面を重視した算数科活動を通して、自己調整ができる児童の育成」です。
1年間、このテーマに沿った授業研究を行い、複数回の研究授業を教職員全員で協議していきます。
今日の授業は「小数のしくみ」についてこれまで学習してきたことを踏まえて、数学的な手法(単位の変換や小数の引き算)を用いて、「前提・推論・結論」を設定し、問題を解決するというものでした。
その問題とは「担任の先生の身長(cm)とプールの深さ(m)を比較する」ことでした。最初、そもそも単位が違う2つの数字を単純に引き算してみたりする中で、「単位が違うと計算できない(前提)」となり、子どもたちの中から「単位を揃えればいいのでは(推論)」という声が出て、「単位を揃えたら計算ができた(結論)」まで辿り着きました。その過程において子どもたちが積極的に問題解決に取り組む様々な仕掛けを担任の先生は用意していました。
4年生の子どもたちは自分でしっかりと考え、それを周りの人に説明できていました。
また、本研究では子どものメタ認知能力の向上も育みたい力の中に入れていて、子どもたち自身が今日の自分の学びを「振り返る」ことも重視しています。今日見ている感じでは4年生の子どもたちはしっかりと自分の学びや考え方について振り返ることができていました。そうして自分の強みや弱みについて客観的に捉えられるようになってほしいです。