今日の5時間目に6年性の教室を見に行きました。

　国語の説明文の授業でした。

　まず初めに先生から今日の授業のめあてとして「文章の内容を整理しよう」と示されました。

　文章を読んで、著者の言いたいこと、伝えたいことを正確に読み取るためには、文章全体を俯瞰して要点を見つけること、どこがポイントであるかを見抜くこと、自分の主張を理解させるためにどのような手法を用いているか気づくことなどが必要です。

　子どもたちは教科書の文章に線を引いたり、ペンで色付けしたり、ページを行きつ戻りつ見比べたりしてポイントを探りながらまとめていました。こういう部分ではやはり紙も見やすい部分はあるなと思いました。

　また、著者の主張があきらかになると、それに対して自分の意見を述べる子どももいて、しっかりと考えたり、批判的な思考を持って取り組めているんだなと感じました。説明文を読む時にはこのように相手の意見を鵜呑みにするのではなく、常に疑問を持って読み進めてほしいです。

　私たちが日頃から接触しているメディア（新しいか古いかに関わらず）に対する自分の立ち位置をしっかりと持ち、多角的な見方ができるようになってほしいと思っています。