校内研究授業と研修会
- 公開日
- 2025/02/07
- 更新日
- 2025/02/07
学校の様子
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昨日は6年3組の皆さんが校内研究授業を行いました。
本年度は「ふりかえりや自己選択場面を重視した算数科活動を通して、自己調整ができる児童の育成」をテーマにして研究をしています。
昨日の授業は子どもたちが自分の「できていないところ」をしっかりと認知し、その課題を解決する方法を自己選択(先生におしえてもらうのか、友達と一緒に考えるのか)して取り組むというものでした。
子どもたちは「そこなんで8cmなん?」「いや、ここで線引いて考えんねん」「あかんわ、先生ちょっと教えて」など、課題解決に向けて能動的に学習していました。授業の見学に来ていた先生たちも、思わず議論に参加してしまうほどの白熱ぶりでした。
研究授業が終わった後は、先生たちがグループに分かれて今日の授業において「良かったところ」「改善できるところ」「疑問に感じたところ」などをY図に当てはめて、振り返りを行いました。ここでも「自己選択とはどこまでの範囲にするのか」や「学習を進めるユニット(集団)をどんな基準で自己決定するか」など実践に基づいて見えてきた課題について、それぞれの経験や実践から意見を交換しました。
その後、梅花女子大学の藤田教授に授業の講評と、研究テーマに沿った教授法についての講演を聞きました。
子どもの学びの形は刻一刻と変化しています。私たち教員も現状に満足することなく、日々アップデートしていこうと思います。