人間のせいで川を汚されたホタルたちが、やむを得ず引っ越しを決断するという話(ホタルの引っこし)でした。教材の最後を紹介します。


子どもたちは、これまで見たこともないほど、たくさんのホタルが、空いちめんにむれて、川上のほうへとんでいくのを見て、

ほ　ほ　ほたる　来い。あっちの　水は　からいぞ。
こっちの　水は　あまいぞ。ほ　ほ　ほたる　来い。

と歌いました。でも、ホタルたちは、

「あっちの水が、あまいよ。」

と言いながら、あまい水のながれている川上のほうへ、みんな、とんでいきました。


一人一人の行動が、動植物にとっても、人間にとっても、自分たちにとっても大きな影響を及ぼしていることをこの教材は訴えかけています。考えさせられます。

自分たちはどうすればよいのか、しっかり考えてくれていたらうれしいです。